近況報告

NEWS

【10月17日】

県内の若手市議・町議で結成している政策研究会『野嵐会』(10/14で触れた『若手市議会議員の会』とは別組織)の勉強会が、朝から鹿沼市の湯澤英之市議の事務所で行われた。
前回に続いて講師を務められたのは、宇都宮市役所OBの渡辺孝夫氏。
現在進められている第2期分権改革について内容を整理しながら、参加した議員達と『あるべき自治体と議員の姿』について議論を深めた。
『359項目に及ぶ権限移譲』『税財源の見直し』『条例制定権の拡大』『国と地方の協議の場の法制化』などが行われていく中で、行政も議員も自立と発想の転換に迫られている。
一度勉強会でも、どこか特定の自治体の課題をクローズアップさせて、それに対応する条例案の作成を試みるような、そうした演習も必要かも知れない。
その後、湯澤市議の案内で、地元の中小企業である『松井電器産業』と『ネイチャー』を視察した。
2つの会社はそれぞれ『電気自動車の充電機能付きLED街路灯』『国内初の軽ポンプ自動車』を開発して、TVなどでも紹介された注目企業である。
特にネイチャーでは、消防車を実際に製造している工程を見学し、参加者一同不必要なまでにテンションを上げる…。

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive

近況報告

NEWS

【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive