近況報告

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【11月18日~20日】

東京の日本青年館で開催された『清渓セミナー』に参加。全国から80名を超える地方議員・首長などが参加した。

今回の目玉は、全国で初めて『議会基本条例』を制定した北海道栗山町議会の橋場利勝議長と、議員報酬を日当制にした福島県矢祭町の根本良一前町長によるパネルディスカッション。徹底した“プロ化”と“低コスト化”という議会改革の両極のある2つの町の代表がそれぞれの意見を述べあった。

『地方議員は町の御用聞きでしかないのだから日当制で十分である』という根本前町長の発言には当然のことながら会場から反発の声があがった。しかし、議員自らが議会の存在意義を高める努力を重ねていかなければ、こうした意見は世論として次第に広がっていくのではないだろうか。

『栗山型』の議会か、『矢祭型』の議会か。今後、全国の地方議会は二極化が進むように思えてならない。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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