近況報告

NEWS

【12月9日】

12月定例議会の一般質問2日目。最終登壇者として、

1.来年度の歳入見通しについて
2.市町合併に伴う公共施設の有効活用について
3.職員の研修等の課題について
4.脳脊髄液減少症について

という4件の一般質問を行った。

今回提案したもののうち、職員が市民のもとへ出向き市の施策や事業について説明する『出前講座』については、実施に向けて準備を進めるとのこと。

また、来年度の法人市民税について、景気減速のあおりを受けて、今年度の当初予算に比べて31%減の16億8,000万円になるとの見通しであることが明らかになった。平成19年度が32億5,300万円の税収だったことを考えると、およそ半減することになる。
今日の世界的な不況は、これまで見られた『不景気』とは根本的に性質が違うものであると感じる。人口減少時代を迎えて、国内ではモノが売れない。したがって『輸出頼み』となってしまう。これまではそれで良かったかも知れないが、相手国の経済が壊滅的な打撃を被ると、その立ち直りを待たなければ日本の景気は浮揚しないのである。
特に、輸出関連の製造業に税収や雇用の多くを頼ってきた自治体にとっては、今後産業政策の方針を大幅に見直す必要があるのではないだろうか。

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive

近況報告

NEWS

【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive