近況報告

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【7月29日】

005千葉県松戸市で行われた『関東若手市議会議員の会千葉ブロック』の総会・研修会にお招きをいただく。

現在、『関東若手市議会議員の会』は1都7県で計145名のメンバーで構成されているが、そのうち千葉県は最も多く43名が活動をしている。県単位で行う研修などの活動も非常に活発で、他県に住む我々も参考になる点が多い。

研修では、松戸駅前で展開されている『アートを核としたまちづくり』について、中心メンバーとして活躍している寺井元一氏(松戸まちづくり会議 事務局長)を講師に迎えて説明を受けた。

古くは水戸街道の宿場町、高度経済成長期以降は首都圏のベッドタウンとして発展してきた松戸市であるが、最近は空き店舗が目立つようになってきた。

008そうした中、寺井氏が運営するまちづくり会社や地元住民(自治会の代表者だけでなく、ボランティア活動やお祭りなどに携わっている方々を巻き込んでいることが、色々なアイデアが生み出される要因のような気がしました)が連携しながら、協議を進め、ヨーロッパでの都市再開発を参考に『芸術家などユニークな人材を地域に呼び寄せる』取り組みを展開している。

各種のイベント運営や、空き店舗の紹介・斡旋をはじめ、芸術家達に街中のいたる所を作品発表の場として提供するなど、活動内容は多岐にわたる。

010ちなみに、この場所は海外からやって来るアーティストの宿泊所兼作業場として整備されたもの。『防音対策がしっかりしているので適している』ということで、ラブホテルとして使われていた建物をそのまま活用している(こういう場所を視察で来ることは余りないので、誰しも複雑な表情になってしまいます…)。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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