近況報告

NEWS

【 2月25日~26日】

市議会では、2日間にわたって質疑・一般質問が行われた。

質問者は、上野玄一議員、荒川洋子議員、久保田武議員、佐藤和夫議員、栁田尚宏議員、飯塚正議員、七海朱美議員、大根田悦夫議員、木村寿雄議員の9名。

地方創生や子育て支援策についての質問が目立ったように思えた。

今回の一般質問で問題となったのが、大根田悦夫議員の発言。

事前に提出した通告書には盛り込まれていない質問を行ったため、一時議場は騒がしく(“騒然”と言うのは大袈裟だと思いますが…)なった。

これまでも、再質問などで勢い余って通告の内容から外れた質問をしてしまった議員はいたが、今回の質問は明らかに他の議員への“攻撃”を意図的に行ったもの。

質問の中で同僚議員に対する批判をすること自体、別に問題ではないと思うが、本当に義憤に駆られて行うのであれば、正々堂々と通告書に盛り込むべきではなかったか。

議会は、様々な考え方をする人間が集まって議論をする『主張の交差点』である。そのため正常に機能させていくには、一定のルールがどうしても必要となる。

つまり、今回のようなルールを一切無視した発言は、議会の存在そのものを危ういものにしかねない。

この日の会議終了後、緊急の議会運営委員会が開かれ、『懲罰委員会』の設置を含めて今後の対応について話し合いが行われた。

大根田議員は『議会基本条例』の制定を積極的に推し進めていた1人だっただけに、今回の言動は甚だ残念に思う。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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