近況報告

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【7月28日~29日】

『全国若手市議会議員の会』の役員会と研修会が北海道札幌市で行われた。

この会は、毎年9月に新しい年度を迎えるのが1つの特徴となっている。そういうこともあり、この時期は全国、関東、県とそれぞれの組織で会議や研修会が続く。

この週は、26日(火)にも『関東若手市議会議員の会』の役員会と研修会が、東京都豊島区で行われたこともあり、いささかハードな日程となっている…。

今回のスケジュールは以下の通りだった。

 

 

 

28日 13:30~15:00 全国役員会
001 15:30~17:00 研修①『運動部活動アスリート派遣事業について』
講師:A-Bank北海道代表 曽田雄志氏ほか
006 29日  9:30~11:30 研修②『地方創生と最近の若手議員像について』

講師:室蘭市長 青山剛氏

今回講師を務められた曽田雄志氏は、Jリーグのコンサドーレ札幌の選手として活躍し、『ミスターコンサドーレ』とも呼ばれていた。引退後に『A-Bank北海道』を立ち上げ、北海道に縁のあるアスリート達による子ども達のスポーツ指導の仕組みを創り出した。

曽田氏のように『これまで培ってきたスキルを活かして地域に貢献したい』と考えているスポーツ選手は決して少なくない。ただし、行政を含め地域全体として、その熱意を受け止められるケースは極めて稀である。財政的な面もさることながら、異なる競技種目間の垣根が高いことも大きな課題と言える。

そうした中で、札幌市が曽田氏のアイデアをうまく取り入れながら、野球、サッカー、バレー、陸上などで活躍した元選手を教育現場に送り込んでいる方法は、真岡市が今後様々なスポーツチームの選手達のスキルを活用していく場合、先行事例として学ぶべき点が多かった。

室蘭市の青山剛市長は、現在38歳。地縁・血縁の乏しかった室蘭市で(青山市長は札幌市出身)25歳の時に市議選に初挑戦して2期連続トップ当選。そして33歳で市長に就任。今もなお『全国若手市議会議員の会』の会員でもある。

この講演を通じて、我々がそれぞれの地元において、地方創生を成し遂げていくために必要な心構えとは何か、執行部サイドにいる仲間からの視点で再認識できたことは、極めて有意義だったと思う。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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