近況報告

NEWS

【11月26日②】

大学時代からの“悪友”である倉山満が、栃木市内で講演をするというのでお邪魔をさせていただいた。倉山と私は大学こそ違うが、同学年の弁論部員として一緒に活動をした仲間である。彼と学生時代の思い出話をしていると、聞いている周囲がドン引きするようなエピソードだらけの“悪友”である。
現在、彼は歴史研究家として執筆活動や講演などを精力的に行っている。
今回は、栃木県内で彼を慕う方々が集まり(つくづく幸せな男だと思います)、『大日本帝国憲法』についての勉強会が行われた。
倉山が講演の中で訴えていたのは『憲法というのは本来、その国の文化・伝統そのものであり、それを確認するために文章化されたものである』ということであり、昨今の憲法改正論議への違和感を示しながら、伊藤博文をはじめとする日本人が10年という年月をかけながら制定させた『大日本帝国憲法に対して冷静な再評価を加えよう』というものだった。
世間では彼を『過激な発言も辞さない右寄りの学者』と評する人も多い。
人間関係というのがつくづく面白いと思うのは、私自身、学生時代から今日に至るまで、彼の主義・主張に100%賛同している訳ではなく、むしろ学生時代などは意見が対立していたことの方が多かったということである。それでも、今もこうして交流ができているのは、ひとえに彼の真摯さによるところが大きい。
彼の凄いところは、主義・主張が根幹部分でブレが全くないということだ。周囲に言葉を発する前段で、どれほどの研鑽と議論を積み重ねてきたのだろうか…。
だからこそ、私も信頼を寄せてアドバイスを求めることのできる“悪友”なのである。
それにしても、受付を担当していた方に『倉山先生が中村様のための席を用意しておりました』と言われたので、会場に入ってみると用意されていたのが講師の真ん前の席とは…。
倉山、これはいくら何でも悪戯が過ぎるだろう!

最新の記事latest articles

  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】
  • 2024/04/27
    【100人の一歩会議!】
  • 2024/04/27
    【一万本桜まつり 続編】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive

近況報告

NEWS

【広報もおかの音訳作業】

4月30日(火)の午後、朗読ボランティア「ひばりの会」の活動で、視覚障がい者の方々のための音訳作業に参加しました。

 

今回、私が音訳したのは、真岡市が毎月発行している「広報もおか」の5月号。

 

15ページ前後の広報誌を3人で分担して音訳するのですが、私に与えられたのは冒頭の7ページ分。文章はさほど多くないのですが、今月号の表紙にはどういう写真が掲載されているのか?1人目の担当者は自分の言葉で端的に紹介しなければなりません。

 

ちなみに今回は、3月15日「井頭温泉チャットパレス」にオープンしたグランピングキャビンで、男の子が両親と一緒にバーベキューなどを食べながら団欒をしている写真…のようです。

 

「う〜ん、グランピングキャビンってそのまま言っただけで通じるかなぁ…」「鍋の中にあるのはポトフみたいだけれど、バーベキューって言ってしまっていいのか?」
もう、あれこれ考えだすとキリがなくなって、「端的に」という要素から遠ざかってしまいそうになります。

 

準備段階ではそんなこともありましたが、本番では何とかほぼノーミスで読み終えることができました。

最新の記事latest articles

  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】
  • 2024/04/27
    【100人の一歩会議!】
  • 2024/04/27
    【一万本桜まつり 続編】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive