近況報告

NEWS

【10月10日】

栃木県内の議員有志による研修会を、高根沢町とさくら市で行った。

まず、高根沢町では、同町の小堀康典教育長に『高根沢町の教育について』と題してお話を伺った。

特に関心を持ったのは、高根沢町立東小学校と北高根沢中学校を統合し、義務教育学校を整備させたこと。今回の取り組みは少し変則的なやり方で、疑問に感じた部分も少なくなかった。しかし、小中一貫教育について、県内他市町ではかなり動きがでてきたことは見逃すべきではない。

その後、高根沢町で不登校の児童・生徒を対象としたフリースペース『ひよこの家』を視察。私にとっても久しぶりの訪問。教育相談員の芳村寿美子さんから説明を受ける。

同町は、この施設を平成15年9月に開設している。『学校のにおいがしない場所』を目指して、町の郊外にあった古民家を改築して運営されている。

自治体が、学校復帰を前提としていない施設を運営しているのは極めて珍しいのではないだろうか。しかも、そうした施設でありながら、大半の児童・生徒が学校復帰を果たしているというのは、非常に考えさせられる点が多い。

続いて、さくら市へ移動し、心理カウンセラーの濱口浩志氏などが運営をしている『ほんわかテラス』について説明を受ける。この取り組みは今年度からスタートしたもので、不登校やひきこもりになっている当事者ではなく、その保護者を対象に(その点がとてもユニークであると言えます)相談事業や各種の交流事業を展開している。

最後に、さくら市内にある(株)タカノを視察。

同社では耕作放棄地を活用して、イネ科の『エリアンサス』を栽培。それをペレット燃料に加工する取り組みを行っている。『エリアンサス』は、低コストでの栽培がしやすく、他の食料生産と競合しない。加えて燃焼した際の熱量が高いという特徴を有している。

(株)タカノは元々、木くずを堆肥化させる事業を展開していたが、同社の高野誠社長が方針を転換し、国立研究開発法人の農研機構と連携して現在の事業を展開している。

常に新しいものを吸収して、自分の事業につなげていこうとする高野社長のバイタリティには恐れ入る。

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【広報もおかの音訳作業】

4月30日(火)の午後、朗読ボランティア「ひばりの会」の活動で、視覚障がい者の方々のための音訳作業に参加しました。

 

今回、私が音訳したのは、真岡市が毎月発行している「広報もおか」の5月号。

 

15ページ前後の広報誌を3人で分担して音訳するのですが、私に与えられたのは冒頭の7ページ分。文章はさほど多くないのですが、今月号の表紙にはどういう写真が掲載されているのか?1人目の担当者は自分の言葉で端的に紹介しなければなりません。

 

ちなみに今回は、3月15日「井頭温泉チャットパレス」にオープンしたグランピングキャビンで、男の子が両親と一緒にバーベキューなどを食べながら団欒をしている写真…のようです。

 

「う〜ん、グランピングキャビンってそのまま言っただけで通じるかなぁ…」「鍋の中にあるのはポトフみたいだけれど、バーベキューって言ってしまっていいのか?」
もう、あれこれ考えだすとキリがなくなって、「端的に」という要素から遠ざかってしまいそうになります。

 

準備段階ではそんなこともありましたが、本番では何とかほぼノーミスで読み終えることができました。

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