近況報告

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【4月28日】

510 063真岡青年会議所の例会で『市民討議会勉強会』が行われた。

市民討議会は、ドイツの市民参加の手法を日本版にアレンジしたもので、無作為抽出で選ばれた市民が地域の課題について議論をする。これまで地域と関わりの少なかった人を含め、幅広い市民層がまちづくりに参加することが期待される。昨年、芳賀郡市では真岡市と益子町で開催された。

今回の勉強会は、市民討議会の意義を再度確認する目的で開かれた。私自身、両市町の市民討議会で実行委員として関わってきたこともあり、大変興味深く吉田純夫氏(市民討議会推進ネットワーク代表)の基調講演を聞かせていただいた。

特に驚いたのは、他の地域ではすでに市民討議会が、次のステップに移行しているということ。例えば、茨城県常総市では『地域ブランドの構築』について市民討議会を行った後、参加者の有志によって地域の魅力を掘りおこす委員会が組織され、実践の場へと移行しているようだ。

今回の勉強会には、青年会議所のメンバーはもちろんのこと、県内の大学でまちづくりを研究している学生や、芳賀郡市内の行政職員も多数参加した(みんなで“模擬討議会”も行いました!)。今後、さらに市民討議会がこの地域で根付くことを期待したい。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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