近況報告

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【9月9日】

質疑・一般質問の1日目。この日、私は2人目として登壇し、所属会派の『もおか新時代』を代表して以下の5件について質問を行った。

1.新庁舎周辺整備事業について

(1)新たな図書館の蔵書数や閲覧スペース、駐車・駐輪スペース等について

(2)対象エリア周辺の空き家・空き店舗対策等について

2.ふるさと納税について

(1)平成30年度の収支状況について

(2)さらなる財源確保に向けた取り組みについて

(3)制度自体の見直しについて

3.防災・減災対策について

(1)災害図上訓練のさらなる普及について

(2)救援物資保管のあり方についてについて

(3)避難所のあり方について

4.協働のまちづくりについて

(1)『協働推進課』の設置について

(2)生涯学習講座『新・真岡市民大学』の立ち上げについて

5.起業家等の育成・支援について

(1)市長の公約『ローカルベンチャー企業創出支援』に対する自己評価について

(2)インキュベーション・マネージャーの現状について

(3)起業家の活動拠点整備について

執行部は答弁の中で、

●真岡市のふるさと納税は、約3200万円の赤字(平成30年度)であったこと

●総合運動公園内に整備計画中の災害用備蓄倉庫は、令和5年度完成予定であること

などを明らかにした。

空き家・空き店舗対策、ふるさと納税、防災・減災対策、協働のまちづくり、起業家の育成等々…。今回質問で取り上げたテーマは、いずれも『市民の主体的な取り組み』が期待されるものである。

違う言い方をすれば、行政が“待ちの姿勢”であってはならない課題でもある。それらが円滑に進むためには、行政側からの積極的なアプローチ、仕掛け、誘導策というものが求められる。

私だけでなく、今回質問した議員に対する答弁全体を見ていると、そうした意識が行政内部において、まだまだ希薄であるように感じられた。

例えば、起業家が育つためには起業家自身の努力が不可欠なのは言うまでもない。しかし、『空き店舗バンク』に登録している店舗数がわずか2店舗では、活動の場を確保することさえ不可能である。その結果、真岡市の出身者が、市外で起業している事例が散見されていることなどについては、もっと重く受け止めるべきだと思う。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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