近況報告

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【11月24日】

『地方自治を学ぶ会』の研修会が、宇都宮市の南図書館(宇都宮工業高校の新校舎の隣にあります。すごくきれいな図書館です)を会場に行われた。
テーマは『議会改革』。
この分野では全国でもトップランナーとされる福島県会津若松市議会から目黒章三郎議長が。そして、栃木県内では最も早く議会基本条例を制定させた栃木市議会からは大川秀子議長がお越しになり、講師役を務めた。
私自身、この2つの市議会はいずれも視察をさせていただき、議会改革の勉強をさせていただいたのだが、今回特に感心したのは会津若松市議会の取り組み。
『どのように改革するか』の次元を超え、それに満足することなく『改革したことをどのように活用するか』に力が注がれている。
行政が計画していた再開発事業について、市議会は市民と意見交換を行いながら独自の方針を取りまとめ、計画の中身を変更させた実績があるという。
このレベルまで達して、初めて『議会改革』が単なる議会内部のシステム変更の域を超え、市民の利益に直結していくのであろう。
会場は、県内の各議会で議会改革を唱える議員達が数多く詰めかけた。
ただ、最近つとに感じるのは、このようなスタイル(多くの議会から関心のある議員が少人数ずつ集まる)で、議会改革の勉強会をしても、中々それぞれの現場での実践に向かっていかないこと。
何とか真岡市議会全体として、共通認識が持てるような取り組みをしていかないと…。今回の勉強会では司会を務めたが、その席からそうした思いを強く抱いた。

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【まさに「リバースメンター」】

11月17日(金)、今期のインターン生として活動していた森田大登くんが来宅。

 

活動期間中に彼が政策研究のテーマとして取り組んでいたのが「自治体の企業誘致」について。私もそのテーマで12月の定例会で一般質問を行いたいと考えておりまして、今回は森田くんにアドバイスを乞いつつ、議論を交わしました。

 

まさに「リバースメンター」のような感じですね。

 

一般的には、年上の者や上司が若い世代を指導する立場(メンター)になるのですが、その立場を逆転(リバース)させて、若い世代が年上の者や上司を指導するというのが「リバースメンター」。

 

台湾の政界では、この「リバースメンター」を制度化していて、閣僚たちが若い人材を積極的に任命しています。また、日本でも一部の民間企業において、さらに自民党でも「デジタル社会推進本部」に「リバースメンター」を採用する試みを始めているそうです。

 

この夏に受け入れた大学生のうち、過去にインターンを経験した2名を「リバースメンター」と称して活動をしてもらいました。したがって、厳密に言えば今回初参加だった森田くんは「リバースメンター」ではなく「インターン」なのですが。。。

 

インターンを受け入れはじめてからずっと感じていることは、私が彼らに教えることより、教わることの方がはるかに多いということ。こうやって“若き政策ブレーン”からあれこれアドバイスを受けると、自分が見落としていた課題がいかに多いか気づかされます。

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