近況報告

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【11月13日】

033-2清渓セミナーの堂本前知事の講演を途中で切り上げ(『地方創成~女性が鍵』という講演でとても興味がありましたが…)、芳賀郡市町村議会議員の研修会(芳賀郡市1市4町の議員による合同の研修会)に参加するため、一路市貝町へ。

こちらの講師は、片山善博・慶応義塾大教授(鳥取県知事、総務大臣を歴任)だった。つまり、私は2日間で増田寛也、堂本暁子、片山善博と、“改革派知事”として勇名を馳せたお三方の話を聞いたことになる。

演題は『地域の課題と地方議会の役割』。

034-1片山氏は、地方創成という課題に今後各自治体が向き合う中で、雇用の拡充と子育て・教育環境の整備が急務であり、そのためには議会が執行部に対して緊張感を持ってどこまで政策提言ができるかがカギになると我々に語った。

また、よく『執行部と議会は車の両輪』と言われるが、これについて片山氏は『執行部と議会が同じ方向を向くべきだと勘違いをしている人が多いが、本来の意味は、適切な距離を保つことでバランスが取れるということである』と説いた。

片山氏は、鳥取県知事時代、県議会と歯に衣着せぬ論戦を交わし、数々のエピソード・逸話を残している。そうした経験を踏まえつつ、議会が活性化するためのヒントも提示していただき、これから議会改革を進めていく上で大いに参考になった。

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【まさに「リバースメンター」】

11月17日(金)、今期のインターン生として活動していた森田大登くんが来宅。

 

活動期間中に彼が政策研究のテーマとして取り組んでいたのが「自治体の企業誘致」について。私もそのテーマで12月の定例会で一般質問を行いたいと考えておりまして、今回は森田くんにアドバイスを乞いつつ、議論を交わしました。

 

まさに「リバースメンター」のような感じですね。

 

一般的には、年上の者や上司が若い世代を指導する立場(メンター)になるのですが、その立場を逆転(リバース)させて、若い世代が年上の者や上司を指導するというのが「リバースメンター」。

 

台湾の政界では、この「リバースメンター」を制度化していて、閣僚たちが若い人材を積極的に任命しています。また、日本でも一部の民間企業において、さらに自民党でも「デジタル社会推進本部」に「リバースメンター」を採用する試みを始めているそうです。

 

この夏に受け入れた大学生のうち、過去にインターンを経験した2名を「リバースメンター」と称して活動をしてもらいました。したがって、厳密に言えば今回初参加だった森田くんは「リバースメンター」ではなく「インターン」なのですが。。。

 

インターンを受け入れはじめてからずっと感じていることは、私が彼らに教えることより、教わることの方がはるかに多いということ。こうやって“若き政策ブレーン”からあれこれアドバイスを受けると、自分が見落としていた課題がいかに多いか気づかされます。

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