【9月13日】
2015/09/13
- 近況報告・お知らせ
先日の台風18号の影響により、甚大な被害が発生した茨城県常総市(旧水海道市、石下町)。
この日は『関東若手市議会議員の会』の有志で、同市の復興支援活動を行った。
今年8月まで『関東若手市議会議員の会』の事務局長を務めていた金子晃久市議に指示を受けながら、市民の避難場所にもなっている常総市役所で、支援物資の搬入、トイレ清掃、ごみ拾いなどをお手伝いさせていただいた。
常総市役所は、ちょうど1ヶ月前に研修でお世話になったばかりで、あの時と比べると状況が一変しており、ただ愕然とするばかり。
災害発生から4日目。
市役所の駐車場に停められてあった車を見ると、フロントガラスの真ん中くらいまで泥で汚れており、その高さまで水が流れてきたのだということが分かる。
そのため、市役所の1階部分が機能停止状態となっており、各地から集まってくる救援物資も一旦2階に上げる必要性が生じていた。
ちなみに救援物資については、首都圏に近い場所ということもあり、水や食料などで不足しているものはないようで、むしろ大量に集まった物資の搬入と仕分け(救援物資を送る際は、先方のことを考えて仕分けをキチンとしておかないと…と感じました)に、ボランティアの労力の多くが割かれている印象を受けた。
また、これは元々覚悟していたことだが、行政や社会福祉協議会において、ボランティアの受け入れ態勢を整えるまでには至っておらず、幸い我々は金子議員の指示を受けながら活動できたが、参加者は各々の判断で活動をしていかなければならない状況だった。
考えてみれば、真岡市役所も川沿いにある。
洪水などが発生した場合は、今回の常総市と同じような問題が発生することが予想され、ボランティア活動をしながらも、今後の教訓として活かさなければならない課題が数多く見られた。