【10月9日】
2015/10/09
- 近況報告・お知らせ
この施設は、昨年10月に開設され『機能訓練特化型デイサービス』として運営している。
現在、真岡市内外から約50名の高齢者が通っているが、専門家の指導のもと、器械などを用いたトレーニングが行われている。
その光景を見ていると、10年ほど前に福祉施設で働いている方から『中村さん、パワーリハビリテーションというのをご存知ですか?』と言われたことを思い出す。パワーリハビリテーションは、国際医療福祉大学の研究者達が、当時研究・提唱をしていたもので、介護予防を目的として、高齢者を対象に器械などを使ったトレーニング方法である。まさに、そうしたものが10年たった今、真岡市内の施設で行われている状況を目の当たりにすると隔世の感がある。
昨今の介護保険制度の相次ぐ見直しにより、施設運営も決して容易ではないということも、今回の視察で関係者から聞いたが、今後こうした取り組みは一層必要になるだろうし、行政としても連携を図りながら、『介護予防』を推進していかなければならないと感じた。