大谷地区での総会の後、壬生町の図書館で行われた『図書館寄席』に出演。
実は、この出演が決まった時、壬生町の知り合いに『ぜひ、見に来て!』と声をかけていたのである。ところが、直前になってその知人のお父上がお亡くなりになって、2日前に葬儀を済ませたばかりだった。
『さすがに今日来るのは無理だろうな』と思っていたが、高座に出てみれば、何と知人が前の方の席に座っているではないか。しかも、大きな口を開けてゲラゲラと…。その様子を見ていて、こちらも救われた気分になる。
自分達の拙い芸も、少しは人様の心の癒しになることもあるのだなと感じた。