【6月1日】
2016/06/01
- 近況報告・お知らせ
真岡市の身体障がい者福祉会視覚部会の皆さんが、毎年恒例の日帰りバス研修を開催。
私も補助スタッフ(例年、市内の朗読ボランティアと点訳ボランティアがお手伝いしています)として参加させていただいた。
今回の目的地は、東京都の高田馬場にある『日本点字図書館』だった。
大学生の頃、高田馬場には何度も足を運ぶ機会はあったのだが、こうした点字専門の図書館があったというのは全く知らなかった。
図書館の入り口。無数の鎖が垂れ下がっているのが印象的。これは『滝』を表し、目の見えない方々に『滝』のように情報をもたらす、という意味が込められているのだとか。
今回、説明を聞いていて大変驚いたことは、視覚障がい者の方々にとって情報を入手するために欠かすことのできないこの施設が、実は本間一夫という一個人によって開設(昭和15年)されたということ。
現在、この図書館には点訳・音訳された書籍のほか、視覚障がい者のための生活用品の販売コーナーなども設けられている。
写真は、販売されていたオセロゲーム。プレイ中に駒をなくすことがないよう、回転式になっている。