近況報告

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【6月8日】

一般質問の原稿が書き上がる。

今回は、『公共施設等のマネジメント及び跡地利用』、『福祉分野の諸課題』、『教育長就任の抱負』の3件について質問を行うことになったのだが、実を言うと2週間ほど前まで、全く違う内容の原稿を意気込んで書いていたのである。

しかし、当初から質問として予定していた『子どもの貧困問題』について調べ物をしていて、市民の生活保護の受給状況に関する資料を眺めていたら、高齢者の生活保護の受給がここ数年で大きな伸びを示しているのが目についた。

現在、真岡市の生活保護の『保護率』は、県内14市の中で2番目に高さにある。今年度も当初予算で13億7千万円が計上されており、対前年度比で約9千万上昇している。

では、どういった層の受給が増えているのか見ていると、実は、20代から50代は、受給者数がさほど増えていない。特に30代と50代については、この5年間で減少している状況にある。

一方、65歳以上では受給者が平成24年度から28年度の間に大幅な増加(236名→339名)が見られる。20代から50代の受給者が減少傾向であるにも関わらず、65歳以上の受給者の増加分が、受給者全体の数をも押し上げている。

ここで疑問として残るのは、『真岡市の高齢者はそれほど多いのか』ということである。2月に行われた定例議会で、私は『国民健康保険税条例の改正』に反対討論を行ったが、その際、真岡市の前期高齢者は他市に比べて割合が低いため、交付金の額が低く抑えられているという話をした。

つまり、真岡市は保護率が県内で2番目に高い市で、その要因として高齢者の受給者が増えていることが挙げられるが、その実、高齢者の割合は他市に比べて低いという不可思議な状況となっているのである。このように見ていくと、何か真岡市特有の要因があるのではないかと思えるのである。

質問原稿はある程度出来上がっていたのだが、『緊急性を考えると質問内容を見直した方がいいな』と急に思い立ち、質問内容を全面的に差し替える“暴挙”に出てしまった。その割には、新たな原稿がスラスラと書けたので助かったのだが…。

ここから約1週間、原稿を読み込み、執行部側の答弁をあれこれ予測しながら、再質問のための資料集めを進めていくことになる。

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【入学式さえ経験できなかった君たちへ】

3月16日(土)、小山市にある白鷗大学では卒業式が行われます。

 

私のもとでインターンをしていた学生のうち7名が卒業し(うち1名は他大学生ですが)、社会へと羽ばたいていきます。受け入れた時期はみんな異なりますが、今振り返っても本当に気のいい学生ばかりでした。

 

活動期間を終えてからも「自分たちも前の期の人たちにお世話になったから…」と、あとの期のメンバーの活動を手伝ってくれて、おかげで私も随分助けられました。

 

今回卒業するのは、2020年春に大学に入学した学年です。

 

コロナ禍がはじまって間もない時期で、本来であれば晴れがましい気持ちで迎えるはずの入学式さえ経験できなかった彼ら。

 

インターンとして懸命に活動している時の写真は1人1人沢山あるのですが、その大半がマスクをつけていて、改めて「そういう時期だったんだよなぁ」と感じます。

 

そんな経験もしてきたからでしょうか。人の痛みが分かるというか、あとの期のメンバーが困っている時に、そっと手を差し伸べられる優しさを持ち合わせているのかも知れません。

 

それは、これからの生活でも持ち続けてくれたら…と、心から願っています。

 

ぜひ、入学式の分まで晴れがましい気持ちで、卒業式に臨んでほしいものです。

 

ご卒業本当におめでとう!7名の前途に幸あれ🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

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