近況報告

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【12月5日】

質疑・一般質問を2日後に控え、この日は再質問などで活用する資料集めに時間を費やす。
真岡市は、当初の予測よりも5年早いペースで人口減少が進んでいるが、その理由を『真岡市には仕事がないから』という“仮説”に基づきハローワーク真岡でお話を伺った。
しかし、ハローワーク真岡管内の有効求人倍率は、就業地別の値で約1.20倍なのだという。
それを業種別で見ると、『サービス職』で1.29倍、『運輸・機械運転職』で1.50倍、『専門・技術職』で2.60倍、『建設職』にいたっては4.42倍となっている。
意外な感じもするが、数字を見る限り『真岡市には仕事がある』し、業種によっては“超売り手市場”なのである。
ただし、昨年度の法人市民税額(約11億4000万円)を見ると、真岡市内の企業が好景気という訳でもない。
そこから見えてくるのは、真岡市の労働市場において、人口減少の影響が顕在化しているという現実だ。
加えて、先ほど触れた有効求人倍率も、業種によって『販売・営業職』が0.74倍、『事務職』が0.36倍、『労務職』が0.17倍と、極端なまでの雇用のミスマッチが発生していることが分かる。
つまり、市民の目線では『就きたい仕事が真岡市にない』ということであり、企業の目線では『求人を出しているのに人が集まらない』という状況なのである。
この状況を放置すると、昨今の急速な人口流失がとどまらないだけでなく、市内企業の流失も招きかねない。
まさに、真岡市の定住人口確保に向けた取り組みは“待ったなし”なのである。

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【100人の一歩会議!】

4月25日(木)、市役所の近くにこの春オープンしたばかりのまちづくり拠点で「100人の一歩会議」が開催されました。

 

今回は、真岡市地域おこし協力隊の粟村千愛さんと、真岡珈琲ソワカフェ店主の蒲谷英和さんのお二人がこれまでの取り組みや今後の抱負を語った後、参加者とのクロストークを行いました。

 

現在、粟村さんは市内の子育て世代のターゲットにした情報誌「baton」の編集を手掛けています。また、蒲谷さんは真岡鐵道の寺内駅を改装して「駅舎カフェ」のオープンに向けて奔走しているところです。

 

今回私は、リバースメンターの飯田翔君(白鷗大学3年)と一緒にお邪魔しました。

 

このまちづくり拠点は「まちづくりプロジェクト」の皆さんが、昨年末から空き店舗の改装をコツコツと進めてきた、まさに手づくりの空間です。

 

ちなみに「100人の一歩」という言葉は、「まちづくりプロジェクト」の指導をされている宇都宮大学の石井大一朗准教授の「1人の百歩より100人の一歩」という言葉が由来となっています。

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