近況報告

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【1月22日】

市民会館で行われた『真岡市民公開講座』に参加。
これは、昨年12月に行われた地域医療に関する勉強会の“続編”。
『いのちに囲まれて生きていく~在宅ホスピス医からのメッセージ~』と題して、山梨県甲府市にある『ふじ内科クリニック』の内藤いづみ院長が講演された。

私は高校1年の時、父をガンで失っている。父はまだ45歳だった。病院のベッドで息を引き取った父を見て、『人はなぜ自宅で死ぬことができないのか』という思いをずっと抱いてきた。
それが今は状況が少しずつ変わってきて『自宅で死ぬことができる(死ぬ場所を自分で選べる)時代』になりつつある。裏を返せば『病院では死ねない時代』とも言える。
そうした意味からすると、『在宅支援診療所』の存在は絶対数に必要ではあるものの、それを支える医師も看護師も不足している状況にある。一朝一夕で解決できるものではないので、今から将来をも据えて、人材の確保と育成に取り組まなければならないと考えている。
さて、内藤院長は、我が国の『在宅ホスピス医』として草分け的な存在の先生である。
講演の中で、先生と患者の方々との心の交流について数多くのエピソードが紹介されたが、
自分の父親が闘病していた時のことが思い出され、涙がこぼれた。

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【入学式さえ経験できなかった君たちへ】

3月16日(土)、小山市にある白鷗大学では卒業式が行われます。

 

私のもとでインターンをしていた学生のうち7名が卒業し(うち1名は他大学生ですが)、社会へと羽ばたいていきます。受け入れた時期はみんな異なりますが、今振り返っても本当に気のいい学生ばかりでした。

 

活動期間を終えてからも「自分たちも前の期の人たちにお世話になったから…」と、あとの期のメンバーの活動を手伝ってくれて、おかげで私も随分助けられました。

 

今回卒業するのは、2020年春に大学に入学した学年です。

 

コロナ禍がはじまって間もない時期で、本来であれば晴れがましい気持ちで迎えるはずの入学式さえ経験できなかった彼ら。

 

インターンとして懸命に活動している時の写真は1人1人沢山あるのですが、その大半がマスクをつけていて、改めて「そういう時期だったんだよなぁ」と感じます。

 

そんな経験もしてきたからでしょうか。人の痛みが分かるというか、あとの期のメンバーが困っている時に、そっと手を差し伸べられる優しさを持ち合わせているのかも知れません。

 

それは、これからの生活でも持ち続けてくれたら…と、心から願っています。

 

ぜひ、入学式の分まで晴れがましい気持ちで、卒業式に臨んでほしいものです。

 

ご卒業本当におめでとう!7名の前途に幸あれ🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

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