近況報告

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【10月22日~24日】

芳賀地区の1市4町の正副議長で構成する『芳賀郡市町議会議長会』の行政視察に参加。

今回の主要テーマは『火葬場』と『し尿処理施設』の整備について。

(滋賀県豊郷町)

火葬場については、滋賀県豊郷町の『紫雲苑』を視察。

同施設は、彦根市をはじめとする1市4町(人口約15万6千人)で構成する『彦根犬上広域行政組合』が運営している。

旧施設は、稼働後30年が経過し、老朽化の課題が浮上していた。現在の施設は、平成27年にリニューアルされた。

写真は、火葬炉の裏側を見学している様子(ちなみに、いくつかの炉は稼働しておりました)。今後、芳賀地区でも火葬場のリニューアル(現在の施設は、稼働後40年が経過)が大きな課題となると思われる。

紫雲苑の担当職員から、最近の火葬場は炉だけでなく、ダイオキシン対策のためのバグフィルターや火葬後の冷却室を設ける必要があるとの指摘を受ける。現在の施設と比べて、バックヤードを広く確保することを視野に入れなければならないと感じた。

(滋賀県甲賀市)

一方、し尿処理施設については、滋賀県甲賀市にある衛生センター(運営は甲賀広域行政組合)を視察。

同施設は、甲賀市と湖南市(両市の人口は合わせて約14万6千人)をエリアとしており、し尿や浄化槽汚泥に加えて、生ごみの処理も行っている。

実を言うと、芳賀地域でも第1・第2環境クリーンセンターにおける使用期限の問題や施設の老朽化などの課題があり、速やかに解決していかなければならない。

今回視察した衛生センターは、汚泥の堆肥化を進めるとともに、生ごみから発生するメタンガスの活用も図っている。

ただし、処理コストの高さから、堆肥化は現在休止(汚泥は焼却処分)している。また、生ごみについても、メタンガスが大量に発生するため、実際に処理されているのは、甲賀市内の病院からのものにとどまっている。

循環型社会の形成に向けて、これまで国も力を入れ、手厚い補助も行ってきたが、芳賀地域における施設の再編・整備にあたっては、現実に即した内容にしていくべきであると思われた。

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近況報告

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【100人の一歩会議!】

4月25日(木)、市役所の近くにこの春オープンしたばかりのまちづくり拠点で「100人の一歩会議」が開催されました。

 

今回は、真岡市地域おこし協力隊の粟村千愛さんと、真岡珈琲ソワカフェ店主の蒲谷英和さんのお二人がこれまでの取り組みや今後の抱負を語った後、参加者とのクロストークを行いました。

 

現在、粟村さんは市内の子育て世代のターゲットにした情報誌「baton」の編集を手掛けています。また、蒲谷さんは真岡鐵道の寺内駅を改装して「駅舎カフェ」のオープンに向けて奔走しているところです。

 

今回私は、リバースメンターの飯田翔君(白鷗大学3年)と一緒にお邪魔しました。

 

このまちづくり拠点は「まちづくりプロジェクト」の皆さんが、昨年末から空き店舗の改装をコツコツと進めてきた、まさに手づくりの空間です。

 

ちなみに「100人の一歩」という言葉は、「まちづくりプロジェクト」の指導をされている宇都宮大学の石井大一朗准教授の「1人の百歩より100人の一歩」という言葉が由来となっています。

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