近況報告

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【高野誠鮮さん、真岡へ来たる!!】

11月2日(木)、真岡市内のフォーシーズン静風で「芳賀郡市町議会議員自治研修会」が行われ、芳賀地区の1市4町(真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町)の議員が集まりました。

 

今回の研修で講師を務められたのは高野誠鮮さん。

 

高野さんは石川県羽咋市の職員として、同市内で限界集落となっていた神子原地区の再生を手がけ、その活躍ぶりは2015年に放送されたドラマ『ナポレオンの村』のモデルになったことでも知られています。

 

地域でとれたコメのブランド化、各種のオーナー制度、空き家の活用、農家レストラン、大学生による集落合宿等々…。彼が在職中に手掛けた数多くの取り組みには「農業所得を向上させ後継者を育成すること」という理念が終始貫かれていました。

 

高野さんの代表的な著書に『ローマ法王に米を食べさせた男』があります。高野さんたちが、ローマ法王に神子原産の米を献上したことは有名ですが、これについてもブランド化戦略の1つ「ロンギング効果」(憧れている人が持っているものへの関心)を狙ってのものだったと言います。

 

講演の後半部分はかなり長い時間を使って、日本の農業が置かれた現状について触れながら「あるべき姿」とは真逆の方向に進んでいることに強い危機感を示されていた高野さん。現在、高野さんは“奇跡のリンゴ”で知られる木村秋則さんとともに、自然農法の普及にも取り組んでおられます。

 

真岡市を含む芳賀地域にとって、農業は主要産業のひとつでもあります。いかにして食の安全を確立しながら、持続可能な農業を構築していくか。今回受講した私たち議員に与えられた宿題は非常に多い(でも、尻込みしている時間はありません)と感じているところです。

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【まさに「リバースメンター」】

11月17日(金)、今期のインターン生として活動していた森田大登くんが来宅。

 

活動期間中に彼が政策研究のテーマとして取り組んでいたのが「自治体の企業誘致」について。私もそのテーマで12月の定例会で一般質問を行いたいと考えておりまして、今回は森田くんにアドバイスを乞いつつ、議論を交わしました。

 

まさに「リバースメンター」のような感じですね。

 

一般的には、年上の者や上司が若い世代を指導する立場(メンター)になるのですが、その立場を逆転(リバース)させて、若い世代が年上の者や上司を指導するというのが「リバースメンター」。

 

台湾の政界では、この「リバースメンター」を制度化していて、閣僚たちが若い人材を積極的に任命しています。また、日本でも一部の民間企業において、さらに自民党でも「デジタル社会推進本部」に「リバースメンター」を採用する試みを始めているそうです。

 

この夏に受け入れた大学生のうち、過去にインターンを経験した2名を「リバースメンター」と称して活動をしてもらいました。したがって、厳密に言えば今回初参加だった森田くんは「リバースメンター」ではなく「インターン」なのですが。。。

 

インターンを受け入れはじめてからずっと感じていることは、私が彼らに教えることより、教わることの方がはるかに多いということ。こうやって“若き政策ブレーン”からあれこれアドバイスを受けると、自分が見落としていた課題がいかに多いか気づかされます。

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