近況報告

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【高野誠鮮さん、真岡へ来たる!!】

11月2日(木)、真岡市内のフォーシーズン静風で「芳賀郡市町議会議員自治研修会」が行われ、芳賀地区の1市4町(真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町)の議員が集まりました。

 

今回の研修で講師を務められたのは高野誠鮮さん。

 

高野さんは石川県羽咋市の職員として、同市内で限界集落となっていた神子原地区の再生を手がけ、その活躍ぶりは2015年に放送されたドラマ『ナポレオンの村』のモデルになったことでも知られています。

 

地域でとれたコメのブランド化、各種のオーナー制度、空き家の活用、農家レストラン、大学生による集落合宿等々…。彼が在職中に手掛けた数多くの取り組みには「農業所得を向上させ後継者を育成すること」という理念が終始貫かれていました。

 

高野さんの代表的な著書に『ローマ法王に米を食べさせた男』があります。高野さんたちが、ローマ法王に神子原産の米を献上したことは有名ですが、これについてもブランド化戦略の1つ「ロンギング効果」(憧れている人が持っているものへの関心)を狙ってのものだったと言います。

 

講演の後半部分はかなり長い時間を使って、日本の農業が置かれた現状について触れながら「あるべき姿」とは真逆の方向に進んでいることに強い危機感を示されていた高野さん。現在、高野さんは“奇跡のリンゴ”で知られる木村秋則さんとともに、自然農法の普及にも取り組んでおられます。

 

真岡市を含む芳賀地域にとって、農業は主要産業のひとつでもあります。いかにして食の安全を確立しながら、持続可能な農業を構築していくか。今回受講した私たち議員に与えられた宿題は非常に多い(でも、尻込みしている時間はありません)と感じているところです。

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【広報もおかの音訳作業】

4月30日(火)の午後、朗読ボランティア「ひばりの会」の活動で、視覚障がい者の方々のための音訳作業に参加しました。

 

今回、私が音訳したのは、真岡市が毎月発行している「広報もおか」の5月号。

 

15ページ前後の広報誌を3人で分担して音訳するのですが、私に与えられたのは冒頭の7ページ分。文章はさほど多くないのですが、今月号の表紙にはどういう写真が掲載されているのか?1人目の担当者は自分の言葉で端的に紹介しなければなりません。

 

ちなみに今回は、3月15日「井頭温泉チャットパレス」にオープンしたグランピングキャビンで、男の子が両親と一緒にバーベキューなどを食べながら団欒をしている写真…のようです。

 

「う〜ん、グランピングキャビンってそのまま言っただけで通じるかなぁ…」「鍋の中にあるのはポトフみたいだけれど、バーベキューって言ってしまっていいのか?」
もう、あれこれ考えだすとキリがなくなって、「端的に」という要素から遠ざかってしまいそうになります。

 

準備段階ではそんなこともありましたが、本番では何とかほぼノーミスで読み終えることができました。

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