近況報告

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【11月30日・PM】

512 052 (2)午後から久下田中学校で行われた『ライフスキル教育プログラム』の研究発表会を見学した。
このプログラムは、思春期を迎えた子ども達が、小グループに分かれてのディスカッションなどを通じて、日常生活の中で起こる様々な問題について、自分たちの力で考え、解決していくためのトレーニング。
元々、いじめや非行、薬物依存などを防止する効果が期待されていたものであり、実際、非行やいじめなどの問題が多発していた数々の学校において、このプログラムを導入後、不登校の割合が低下するなど、環境が大きく変わったと報告されている。
ちょうど2年前に茨城県龍ヶ崎市の中学校を視察し、学校の環境改善だけでなく、自分の気持ちを相手に素直に伝える表現力や、相手の話を聞き取る力を身につけるのにも、非常に有効ではないかと感じたので、その後度々議会で提案をしてきた。久下田中学校は今年度から研究校に指定され、2学期から授業の中にプログラムを取り入れている。
公開授業で感じたのは、生徒達が実に堂々と自分の意見を述べ合っていること。短期間でここまで効果が出るものなのかと驚かされた。
512 053 (2)なお、この日はNHKも取材のために来校。夕方のニュースで『いじめ問題に挑む』というテーマで、さいたま市の取り組みとともに紹介された。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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