近況報告

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【8月7日~8日】

県内の議員有志などで構成している『地方自治を学ぶ会』の合宿研修会が日光市内で行われた。今回のゲスト講師は元川崎市議会議員の山内和彦さん。
平成17年の小泉ブームの中で行われた川崎市議会議員補欠選挙に立候補、当選を果たし市議を1期務めた。選挙での模様は、山内さんの友人でもある映画監督の想田和宏さん(足利市出身)によって撮影され、ドキュメンタリー映画『選挙』となって世界的に注目された。
研修会では、冒頭に映画『選挙』を観た後、参加者同士で意見交換を行った。正直なところ、山内さんが選挙を通じて感じた疑問は、多くの参加者も経験してきたことであり、取り分けて新しい発見があったわけではない。それでも、『選挙の、議員のあるべき姿とは?』『これから目指すべき民主主義の形とは?』そうした議論を交わすことで、初心に立ち戻ることができたのは有意義だったと思う。
また、合宿の2日間を通じて、県内の議員達とじっくりと情報交換できた。特に『議会基本条例』の制定を含め、各市町で取り組まれている議会改革の動向を知ることができたのは大きく、今後真岡市で議論を進めていく中で参考になることも多かった。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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