近況報告

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【10月22日】

茨城県桜川市で開催された『第17回全国報徳サミット』に出席した。
この報徳サミットは、二宮尊徳やその弟子達が『報徳仕様』を用いて農村復興を手がけた地域同士で連携を深め合い、歴史を活かしたまちづくりに取り組むことを目的としており、真岡市を含めて北海道から三重県まで18市町村が参加し、毎年実施している。
サミットでは、二宮尊徳が現在の桜川市青木地区で取り組んだ農村復興の様子を、市民が演劇で再現(こういう市民参加の形って素晴らしいと思う)。その後、参加自治体による現状報告が行われた。この中には、東日本大震災と福島第1原発の事故によって大きな被害を受けた福島県相馬市、南相馬市などもあり、報徳サミットの縁で結ばれた各自治体から支援を受けた琴への感謝の言葉があったが、復興に向けてはまだまだ道のりが遠く、厳しい現実にさらされていることも改めて知らされた。
報徳サミットではこのほか、桜川市内の大国小学校と岩瀬小学校の児童達によって、学校で取り組まれている二宮尊徳研究の報告、さらに『小説二宮金次郎』を書いた、作家・童門冬二氏による講演会などが行われた。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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