近況報告

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【12月6日】

015以前から、自分は『栃木SCのマザータウン(練習拠点)誘致を』と議会で訴えてきたが、今回はマザータウンの現状を調査するために、新潟県聖籠町にある『アルビレッジ』と『JAPANサッカーカレッジ』を個人視察した。

017『アルビレッジ』は、Jリーグのアルビレックス新潟の練習拠点として平成16年に開設された。元々は、ビール会社が工場を建設する予定で購入していた土地で、約17万㎡の敷地に天然芝ピッチ4面のほか、人工芝ピッチ2面、選手寮、食堂、クラブハウスなどが整備されている。

総事業費は約5億円。うち3億3千万円が『2002年FIFAワールドカップ記念事業』による助成金で充てられている。

018施設の管理・運営はNPO法人『新潟スポーツコミュニティ』が担っていて、同法人ではそのほかに地域とアルビレックス新潟の連携事業や、サッカー大会やスポーツ教室など各種イベントのプロデュースもしている。

『JAPANサッカーカレッジ』は、『アルビレッジ』と同様に平成16年に開設された。校舎は廃校となった中学校(町立亀代中学校)の校舎を活用している。

007現在、『サッカー専攻科』『女子サッカー専攻科』『トレーナー専攻科』『コーチ・審判専攻科』『サッカーコーチ研究科』に約350名が通っており、このほかに高等科(生徒数約100名)が設けられている。

同校は、池田弘氏(アルビレックス新潟会長)が理事長をつとめているNSGグループによって運営されている。NSGグループは、新潟県を中心に大学、高校、専門学校を約30校運営している学校法人である。

005『アルビレッジ』が広大な敷地を有しつつも順調な運営をしている要因には、池田氏の存在が大きいと思われた。NSGグループ傘下にある学校の多くに、サッカー部が設けられており、『アルビレッジ』を練習場として使用しているのである。この使用料がNPO法人『新潟スポーツコミュニティ』の大きな収入源となっている。この点を見逃して、練習施設の充実ぶりのみを参考としてしまうと、施設の管理・運営が行き詰まる危険性をはらんでいる。

仮に、真岡市が栃木SCのマザータウンとして今後名乗りをあげていくのであれば、国道408号バイパスの開通により、ホームグラウンドとの交通アクセスが良好になったことをアピールしつつ、(1)栃木SCはもとより他のスポーツクラブとの連携も視野に入れた『総合型地域スポーツクラブ』の設立を進める (2)スポーツ振興くじ助成金の活用も図りながら、今後複数生まれる『空き校舎』のいずれかを、練習グラウンド、事務所、クラブハウスなどとして再整備させていくようにすべきではないかと思われた。

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【広報もおかの音訳作業】

4月30日(火)の午後、朗読ボランティア「ひばりの会」の活動で、視覚障がい者の方々のための音訳作業に参加しました。

 

今回、私が音訳したのは、真岡市が毎月発行している「広報もおか」の5月号。

 

15ページ前後の広報誌を3人で分担して音訳するのですが、私に与えられたのは冒頭の7ページ分。文章はさほど多くないのですが、今月号の表紙にはどういう写真が掲載されているのか?1人目の担当者は自分の言葉で端的に紹介しなければなりません。

 

ちなみに今回は、3月15日「井頭温泉チャットパレス」にオープンしたグランピングキャビンで、男の子が両親と一緒にバーベキューなどを食べながら団欒をしている写真…のようです。

 

「う〜ん、グランピングキャビンってそのまま言っただけで通じるかなぁ…」「鍋の中にあるのはポトフみたいだけれど、バーベキューって言ってしまっていいのか?」
もう、あれこれ考えだすとキリがなくなって、「端的に」という要素から遠ざかってしまいそうになります。

 

準備段階ではそんなこともありましたが、本番では何とかほぼノーミスで読み終えることができました。

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