近況報告

NEWS

【3月13日】

2月定例議会が閉会。

この日は、38件の議案(会期中に補正予算などが追加されました)について採決され、いずれも原案通り可決された。

なお、2月26日に大根田悦夫議員が一般質問の中で問題発言をしたことについて、4名の議員から懲罰動議が提出され、開会後直ちに懲罰特別委員会(議員6名で構成)が設置された。ベテランの議員に聞いても、真岡市議会でこうした事態に至ったケースは過去にもなかったようだ。

懲罰特別委員会の審査において大根田議員の処分を『1日の出席停止』とし、本会議で採決した結果、賛成多数で処分が決まった。

大根田議員はその場で退場となり、その後に自身が行う予定だった討論、さらに各議案の採決に加わることはできなかった。

『処分として厳しすぎる』などの理由から、各議員の意見は分かれたが、私はやむを得ないことだったと考えている。

先日の日記でも触れたが、議会は様々な考えの持ち主が集まって議論をする『主張の交差点』である。そのため正常に機能させていくための細やかなルールが設定されている。

そのルールの中で、議員の誰もが平等に(当選回数、所属会派の大きさ、年齢、性別などに関わらず)意見を発する機会が確保されている。

意図的にルールを逸脱した発言は、そうした議会のあり方を否定しているのと同じことである。

今任期の最後にこうしたことが起きたことは甚だ残念でならないが、この教訓を次に生かしていかなければならないと思う。

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive

近況報告

NEWS

【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive