近況報告

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【9月22日②】

この日の夜、市民会館大ホールで『BCP講演会』が行われた。
真岡市は、今年6月に全国で初めて『BCP(事業継続計画)策定推進都市宣言』を行った。今回の講演会は、市民への啓発を図るために開催されたもの。会場には、市職員や市内事業所の関係者が約500人集まった。
今回講師を務めたのは、リスクリスクマネジメントの専門家である浅野睦氏(株式会社フォーサイツコンサルティング代表取締役)。
浅野氏は、熊本地震の際、企業の多くで責任者がことあるごとに指示を出さなければ何も動かなかった状況に陥っていたことに触れながら、『BCPがあれば、組織内における役割が明確になり、責任者は“想定外”のことだけ対応すればいい』とBCP策定の必要性について述べた。
また策定にあたっては『特定の大災害が発生することを前提(発生するかも…ではなく)として考えること』、『与えられたマニュアルはほとんど役に立たず、従業員間でよく検討し合うこと』と、策定する上でのポイントについて参加者に説いていた。
講演会の後、市内の会社経営者と話をしたが、最近は取引先などからBCPの策定を求められる機会が多くなっているとのこと。
真岡市では『BCP策定推進都市宣言』に基づき、10月には策定ワークショップが実施されるほか、BCPを策定する際には大手保険会社から個別指導も受けることができる。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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