近況報告

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【7月11日~12日】

2日間、早稲田大学の大隈講堂で行われた『全国地方議会サミット2018~議会のチカラで日本創生~』に参加した。
2日間のスケジュールは以下の通り。


11日
13:00~13:30
【基調講演】『地方議会から日本を変える』  北川正恭 早稲田大学名誉教授

13:30~14:20
【特別講演】『地方創生の展望』  安田充 総務省事務次官

14:30~16:00
【講演、ディスカッション】『真の地方創生とは何か』
片山善博 早稲田大学教授、大西一史 熊本市長、北川正恭 早稲田大学名誉教授

16:10~16:30
【課題整理】『地方創生時代に求められる議会力』  江藤俊昭 山梨学院大学教授

16:30~17:30
【パネルディスカッション】『議会力強化のための、議会事務局の変革』
小林宏子 東京都羽村市議会事務局長、清水克士 滋賀県大津市議会局次長、
千葉茂明 月刊『ガバナンス』編集長

12日
9:30~11:20
【先進事例報告①】『地方創生をリードする議会へ』
目黒章三郎 福島県会津若松市議会議長/住民との対話から課題解決へ
子籠敏人 東京都あきる野市議会議長/広報改革から展開する議会改革
ビアンキ・アンソニー 愛知県犬山市議会議長/自由討議で委員会提言へ
川上文浩 岐阜県可児市議会議長/委員会代表質問と政策サイクル

11:30~12:30
【先進事例報告②】『政策を実現する議会へ』
尾崎大介 東京都議会議長/条例マニフェストと議会改革
松本研 横浜市会議長/議員提案条例による政策実現

13:15~13:50
【講演】『海外の議会制度から議会の多様性を考える』  中林美恵子 早稲田大学教授

13:50~14:50
【パネルディスカッション】『多様性ある議会に向けた実践と課題』
本間まさよ 東京都武蔵野市議会議長、岩永ひさか 東京都多摩市議会議長、
白川静子 神奈川県茅ヶ崎市議会議長、中村健 早稲田大学マニフェスト研究所事務局長

15:00~16:00
【提言、総括】『政策型選挙の実現に向けて』  北川正恭 早稲田大学名誉教授


早稲田大学の北川正恭名誉教授(元三重県知事)の基調講演に始まり、会津若松市議会(福島県)、あきる野市議会(東京都)、犬山市議会(愛知県)、可児市議会(岐阜県)など、先進的な取り組みで注目を集めている議会からの活動報告も行われた。

また、熊本地震からの復興に挑んでいる熊本市の大西一史市長と、北川名誉教授、さらに早稲田大学の片山善博教授(前鳥取県知事)によるディスカッションでは、災害発生時に議会はどういうスタンスで臨むべきかというテーマを中心に話し合われた。

2006年に北海道の栗山町議会が全国で初めてとなる『議会基本条例』を制定し、その後、全国各地で議会改革が進んできた。
議会基本条例の制定などが進み、議会改革の“第1ステージ”が一段落したのが今の状況ではないだろうか。

では、ここから“第2ステージ”は、何をするべきなのか。
今回の講師やパネリストの話を聞いていると、共通して『住民との関係を再構築することによって、議会の政策立案能力を高める』ということになっていくのではないかと感じた。

この全国地方議会サミットには、全国から地方議員が約1000名参加をした。栃木県内からも、那須塩原市や栃木市、足利市などから数多くの議員の姿が見られた。非常に中身の濃いメニューだったので、私も真岡市議会のメンバーにもっと声をかけ、参加を呼びかければよかったと感じている。

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【広報もおかの音訳作業】

4月30日(火)の午後、朗読ボランティア「ひばりの会」の活動で、視覚障がい者の方々のための音訳作業に参加しました。

 

今回、私が音訳したのは、真岡市が毎月発行している「広報もおか」の5月号。

 

15ページ前後の広報誌を3人で分担して音訳するのですが、私に与えられたのは冒頭の7ページ分。文章はさほど多くないのですが、今月号の表紙にはどういう写真が掲載されているのか?1人目の担当者は自分の言葉で端的に紹介しなければなりません。

 

ちなみに今回は、3月15日「井頭温泉チャットパレス」にオープンしたグランピングキャビンで、男の子が両親と一緒にバーベキューなどを食べながら団欒をしている写真…のようです。

 

「う〜ん、グランピングキャビンってそのまま言っただけで通じるかなぁ…」「鍋の中にあるのはポトフみたいだけれど、バーベキューって言ってしまっていいのか?」
もう、あれこれ考えだすとキリがなくなって、「端的に」という要素から遠ざかってしまいそうになります。

 

準備段階ではそんなこともありましたが、本番では何とかほぼノーミスで読み終えることができました。

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