近況報告

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【3月12日】

16日(火)に行われる予算審査特別委員会の通告書(こういう質問をしますよ、と箇条書きにまとめたもの)を提出。その後、市の担当部署と接見を行う。

今回は、緊急雇用対策や市職員の研修制度など7項目について質疑を行う予定。

真岡市議会の場合『…の問題については、こうあるべきではないか』という自分の提言を含めた質問は、あくまでも一般質問の中でやるべきものとされている。

全議員に対して定例議会ごとに30分という質問時間が、平等に保障されていることを考えれば(そうでない地方議会もあるようです)当然のことかも知れない。

特別委員会では、あくまでも執行部が出した予算案(または決算)について、事実確認をするにとどめなくてはならない。だから手間がかかる割には『あまり効果がない』と、質疑をする議員が少ないのも事実。

しかし、事実確認の積み上げは方法次第で相手を厳しく追い詰めることもできる。ケースによっては一般質問よりも効果的であることも。

卑近な例で考えてみると…、

『中村はダイエットをすべきでないか?』『周囲の友人たちもそう感じているが?』と言われても、『あぁ、そうですか』『私なりに努力しているんですがねぇ』と、お茶を濁しながら受け答えすることができる。

しかし、これを事実の積み重ねで問われると…、

『中村は正月に“今年はダイエットをする”と言っていなかったか?』『中村と同じように正月からダイエットを始めた○○さんは、すでに3kg体重を落としているのを知っているか?』『○○さんは3ヶ月間・・・・・・という努力をしていたが、中村はこの間にどのような取り組みをしてきたのか?』こう訊かれると逃げ道がなくなる。だから事実確認は奥が深い!

予算審査特別委員会は、16日(火)の午前10時から議場にて行われる(傍聴も可能です。ぜひ、お越しください)。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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