近況報告

NEWS

【3月16日】

この日、予算審査特別委員会が行われ、私を含めて4名の議員(私のほか、飯塚正議員、大根田悦夫議員、高橋昇議員)が質疑を行った。

私の方からは、『ふれあい地域づくり事業』『市職員の研修制度』『とちぎの元気な森づくり事業』『ごみ減量化推進事業』『緊急雇用対策』『道路新設改良事業』『市営住宅管理』の7項目について執行部の方針をただした。

特に時間をかけたのが、『緊急雇用対策』の関係部分。不況下にあって、緊急避難的な雇用という位置づけでありながら、市役所内部で生み出したはずの雇用で打ち切りが目立つ(行政は市民の大変さが分かっていない、と言われても仕方がないと思います)。また、この事業は国からの補助金で行われているが、自治体によっては後継者不足に悩む分野の人材育成に充てているケースもある。一方、真岡市では短期間の仕事を生み出して、その賃金に充てるだけにとどまっており、そうした活用方法についても疑問を述べさせていただいた。

前にも述べたが、特別委員会での質疑は、事実関係の確認にとどめなければならないことになっている。しかし、その事実確認を1つ1つ積み重ねていくと、行政の問題点や著しく効果が現われている事業など『えっ、そういうことだったの?』と質疑をした議員さえ驚くような新しい事実が発見されることも少なくない。

もっと、こうした機会は活用されてもいいと思うのだが…。

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive

近況報告

NEWS

【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

最新の記事latest articles

  • 2024/05/15
    【岐阜県にて日帰り研修】
  • 2024/05/15
    【重い言葉でした】
  • 2024/04/30
    【広報もおかの音訳作業】
  • 2024/04/30
    【“消滅可能性自治体”と誰が言…
  • 2024/04/30
    【栃木県戦没者合同慰霊祭】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive