近況報告

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【7月6日・午後】

茂木町で行われたセミナーにお邪魔をする。
『目指せ6次産業!地域活性化』という演題で、講師は三重県伊賀市の農事組合法人『伊賀の里 モクモク手づくりファーム』で代表理事をされている木村修氏が務めた。
木村氏は元々、三重県内の農協職員として主に豚肉の販売促進を担当していた。同じ三重県内でも松阪牛が売り手市場だったのに対して、豚肉の販売が苦戦を強いられていたことが『ブランド化』を意識するきっかけだったという。
その後、農協を辞め、約20年前に農事組合法人を興して、美味しさと安全・安心という看板を掲げて、地元産の豚肉のブランド化を進めてきた。
しかし、『1次産業は、どんなに頑張ってもメーカー・小売業の“下請け”でしかない』という考えに行き着き、1次産業(農業)×2次産業(食品製造)×3次産業(販売・観光)を組み合わせた『6次産業』を目指すようになった。
『同じ食べ物でも、メーカーのものは“工業製品”、我々がつくるものは“農作業の延長線上”。その部分を伝えてこそ、支持してくれる人々が出てくる』
『ブランド化』を叫ぶことは簡単だが、独り歩きをしやすいのも事実。『その中にブレのない信念と哲学こそ重要』という木村氏の話は非常に興味深かった。
何より、茂木町の方々が平日の昼間にも関わらず、講演を聞くために大勢集まっている状況を目の当たりにして、地域おこしに対する問題意識の高さに驚かされた。

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【広報もおかの音訳作業】

4月30日(火)の午後、朗読ボランティア「ひばりの会」の活動で、視覚障がい者の方々のための音訳作業に参加しました。

 

今回、私が音訳したのは、真岡市が毎月発行している「広報もおか」の5月号。

 

15ページ前後の広報誌を3人で分担して音訳するのですが、私に与えられたのは冒頭の7ページ分。文章はさほど多くないのですが、今月号の表紙にはどういう写真が掲載されているのか?1人目の担当者は自分の言葉で端的に紹介しなければなりません。

 

ちなみに今回は、3月15日「井頭温泉チャットパレス」にオープンしたグランピングキャビンで、男の子が両親と一緒にバーベキューなどを食べながら団欒をしている写真…のようです。

 

「う〜ん、グランピングキャビンってそのまま言っただけで通じるかなぁ…」「鍋の中にあるのはポトフみたいだけれど、バーベキューって言ってしまっていいのか?」
もう、あれこれ考えだすとキリがなくなって、「端的に」という要素から遠ざかってしまいそうになります。

 

準備段階ではそんなこともありましたが、本番では何とかほぼノーミスで読み終えることができました。

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