近況報告

NEWS

【12月16日】

衆議院選挙の投開票日。

自民・公明の圧勝に終わったが、これまで3年半続いた与党のドタバタ劇を見ていれば当然の結果だとは言える。それにしても05年、09年そして今回と、選挙結果の降り幅の大きさには複雑な思いを抱く。

一般的には、小選挙区制をメインとした現在の選挙制度に因るところが大きいと言われるが、それだけではないように感じる。

戦前~戦中~戦後における価値観の変動や、詰め込み教育とゆとり教育のはざまで揺れ続けている教育制度の見直しなどともダブって見えてしまう。

この3回の選挙結果は、日本人の気質が生み出したものとは言えないだろうか。

また、毎回個人的に気になるのは落選した議員の身の振り方である。国会議員とは言え生身の人間である。初当選直後から政治家として完璧な仕事をするということはありえず、少しずつ経験を積みながら成長していくものだろう。それが、わずか数年で失職をしてしまうのであれば、腰を据えて政治活動を続け、政治家として成長を遂げていくことは困難である。それは結果として国益を損ねることにもなりかねない。

現在の選挙制度が、『政権交代が起きやすい』『派閥政治が解消し、政党間の政策で競争させる』といった効果を期待して誕生したことを考えれば、すぐに変更することはなかなか難しいかも知れない。しかし、その制度に合わせた党運営方法や人材育成の仕組みづくりについては各党共通の課題であるように思える。

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【まさに「リバースメンター」】

11月17日(金)、今期のインターン生として活動していた森田大登くんが来宅。

 

活動期間中に彼が政策研究のテーマとして取り組んでいたのが「自治体の企業誘致」について。私もそのテーマで12月の定例会で一般質問を行いたいと考えておりまして、今回は森田くんにアドバイスを乞いつつ、議論を交わしました。

 

まさに「リバースメンター」のような感じですね。

 

一般的には、年上の者や上司が若い世代を指導する立場(メンター)になるのですが、その立場を逆転(リバース)させて、若い世代が年上の者や上司を指導するというのが「リバースメンター」。

 

台湾の政界では、この「リバースメンター」を制度化していて、閣僚たちが若い人材を積極的に任命しています。また、日本でも一部の民間企業において、さらに自民党でも「デジタル社会推進本部」に「リバースメンター」を採用する試みを始めているそうです。

 

この夏に受け入れた大学生のうち、過去にインターンを経験した2名を「リバースメンター」と称して活動をしてもらいました。したがって、厳密に言えば今回初参加だった森田くんは「リバースメンター」ではなく「インターン」なのですが。。。

 

インターンを受け入れはじめてからずっと感じていることは、私が彼らに教えることより、教わることの方がはるかに多いということ。こうやって“若き政策ブレーン”からあれこれアドバイスを受けると、自分が見落としていた課題がいかに多いか気づかされます。

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