近況報告

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【10月23日】

051『久保記念観光文化交流館』の開館式に出席。

以前、真岡市には『物産会館』(真岡木綿が隆盛を極めたころの木綿問屋の建物を保存・改修)があり、観光拠点の1つとなっていたが、東日本大震災により破損し、取り壊されてしまった。

その後、物産会館の向かい側に位置し、美術評論家だった故久保貞次郎氏の邸宅などを久保氏の家族から市が譲り受け、観光拠点として整備を進めてきた。

交流館の建物は計5棟。観光案内所や物産館、レストラン・カフェのほか、これまで市に寄贈された瑛九や池田満寿夫の作品など約1500点を順次展示する美術品展示館もある。

052こうした施設を整備することについては、様々なご意見があるのは事実である。私自身、この施設の整備のみをもってして、観光誘客の起爆剤とするというのはとても難しいことではないかと考えている。

私がこの施設に対して特に期待をしているのは、『創造美育』についての情報発信である。

『創造美育』は、久保貞次郎氏が生前に提唱していたもので、子どもの絵には独自の意味や価値があるとし、大人による子どもへの干渉を抑えて子どもたちの自由な感覚による『自己表現』を促し、もって生まれた創造力を育み、創造的な人間を育成することを目的としている。

現在、この施設の中で創造美育について伝えているのは、観光案内所の2階にある小さな展示スペースだけであり、個人的には大変もったいないと感じている。今後、見せ方に工夫を加えれば、真岡市発祥とも言うべき教育資源を活用したまちづくりということも可能なのではないかと考えている。

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【まさに「リバースメンター」】

11月17日(金)、今期のインターン生として活動していた森田大登くんが来宅。

 

活動期間中に彼が政策研究のテーマとして取り組んでいたのが「自治体の企業誘致」について。私もそのテーマで12月の定例会で一般質問を行いたいと考えておりまして、今回は森田くんにアドバイスを乞いつつ、議論を交わしました。

 

まさに「リバースメンター」のような感じですね。

 

一般的には、年上の者や上司が若い世代を指導する立場(メンター)になるのですが、その立場を逆転(リバース)させて、若い世代が年上の者や上司を指導するというのが「リバースメンター」。

 

台湾の政界では、この「リバースメンター」を制度化していて、閣僚たちが若い人材を積極的に任命しています。また、日本でも一部の民間企業において、さらに自民党でも「デジタル社会推進本部」に「リバースメンター」を採用する試みを始めているそうです。

 

この夏に受け入れた大学生のうち、過去にインターンを経験した2名を「リバースメンター」と称して活動をしてもらいました。したがって、厳密に言えば今回初参加だった森田くんは「リバースメンター」ではなく「インターン」なのですが。。。

 

インターンを受け入れはじめてからずっと感じていることは、私が彼らに教えることより、教わることの方がはるかに多いということ。こうやって“若き政策ブレーン”からあれこれアドバイスを受けると、自分が見落としていた課題がいかに多いか気づかされます。

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