近況報告

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【10月23日】

051『久保記念観光文化交流館』の開館式に出席。

以前、真岡市には『物産会館』(真岡木綿が隆盛を極めたころの木綿問屋の建物を保存・改修)があり、観光拠点の1つとなっていたが、東日本大震災により破損し、取り壊されてしまった。

その後、物産会館の向かい側に位置し、美術評論家だった故久保貞次郎氏の邸宅などを久保氏の家族から市が譲り受け、観光拠点として整備を進めてきた。

交流館の建物は計5棟。観光案内所や物産館、レストラン・カフェのほか、これまで市に寄贈された瑛九や池田満寿夫の作品など約1500点を順次展示する美術品展示館もある。

052こうした施設を整備することについては、様々なご意見があるのは事実である。私自身、この施設の整備のみをもってして、観光誘客の起爆剤とするというのはとても難しいことではないかと考えている。

私がこの施設に対して特に期待をしているのは、『創造美育』についての情報発信である。

『創造美育』は、久保貞次郎氏が生前に提唱していたもので、子どもの絵には独自の意味や価値があるとし、大人による子どもへの干渉を抑えて子どもたちの自由な感覚による『自己表現』を促し、もって生まれた創造力を育み、創造的な人間を育成することを目的としている。

現在、この施設の中で創造美育について伝えているのは、観光案内所の2階にある小さな展示スペースだけであり、個人的には大変もったいないと感じている。今後、見せ方に工夫を加えれば、真岡市発祥とも言うべき教育資源を活用したまちづくりということも可能なのではないかと考えている。

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【3年ぶりの“老研落語会”】

6月7日(水)、市内の老人研修センター(自然教育センター)で、久々に高座にあがってまいりました。
以前は、市内の高齢者の皆さんが、年に数回ずつ地区ごとにこのセンターに集まり、小中学生たちと交流したり、文化サークルの発表を聴いたりしていたのですが、コロナ禍以降はずっと中止に…。
真岡落語研究会のメンバーにとっても、実に3年ぶりとなる老人研修センターでの落語会でありまして、今回私は持ちネタの1つである「代書屋」を披露させていただきました。

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