真岡中学校の卒業式に出席した。この日、卒業式を迎えたのは169名の3年生達。
式典の中で、特に印象に残ったのは卒業生を代表して五月女琴音さんが行った答辞だった。
冒頭から3年間の思い出を毅然と述べていたのだが、先生方や地域の人々、家族、そして3年間ともに過ごした仲間達への感謝の気持ちを伝えていくにしたがって感情が高ぶったのだろう。次第に涙声になっていき、こちらも思わずもらい泣きをしてしまった。
『思春期』という多感な時期をともに過ごした仲間は、かけがえのない財産だと40歳を超えた今でも強く思う。
これから進む道はそれぞれ違っても、培った友情は大切にしていってほしいと心から願うばかり。