近況報告

NEWS

【2月4日】

この日は『中村かずひこ通信第59号』の発行日だった。
朝、近所のスーパーに妻と出かけたら(日曜日はタイムセールがありまして…)、何人かの方から『中村通信、いつも読んでいるよ~』とお声をかけられる。本当にありがたい限り。
毎回、編集作業に悩まされてはいるが、こうした皆様からの励ましがあるからこそ、発行が続けられている。

その後、栃木県庁の講堂で行われた『脳脊髄液減少症に関する医療講演会』に参加する。

脳脊髄液減少症については、私も10年ほど前に患者の方と知り合い、議会で訴えてきた課題。交通事故やスポーツの事故などで、頭や全身への強い衝撃を受けた際、硬膜から髄液が漏れ、首や頭の痛み、目まい、吐き気、気力低下などの症状があらわれる病気。
昨年度から、この病気の代表的な治療法であるブラッドパッチ療法が、保険適用となったため、県民に普及啓発を呼び掛けるため、今回の講演会が県主催で開かれた。

講師を務めたのは、脳脊髄液減少症の研究と治療の第一人者である、国際医療福祉大学熱海病院の篠永正道教授。
質疑応答の時間になって驚かされたのは、この病気に悩んでいる方々が想像以上に多いということ。適切な治療をなかなか行うことができず、すがる思いで会場に足を運んだという方が、参加者の中の多くを占めていた。
その一方で、これまで栃木県内では、脳脊髄液減少症の治療を行える医療機関がほとんどなかったと言われている。そうした中、この治療に前向きに挑んでいるという医師の方々も見られ、その点については本当に心強く感じた。

最新の記事latest articles

  • 2023/11/27
    【まさに「リバースメンター」】
  • 2023/11/27
    【県内議員有志の勉強会】
  • 2023/11/23
    【広報広聴委員会 座談会】
  • 2023/11/22
    【PTAと議員団による懇談会】
  • 2023/11/22
    【県内初の試みでした!】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive

近況報告

NEWS

【まさに「リバースメンター」】

11月17日(金)、今期のインターン生として活動していた森田大登くんが来宅。

 

活動期間中に彼が政策研究のテーマとして取り組んでいたのが「自治体の企業誘致」について。私もそのテーマで12月の定例会で一般質問を行いたいと考えておりまして、今回は森田くんにアドバイスを乞いつつ、議論を交わしました。

 

まさに「リバースメンター」のような感じですね。

 

一般的には、年上の者や上司が若い世代を指導する立場(メンター)になるのですが、その立場を逆転(リバース)させて、若い世代が年上の者や上司を指導するというのが「リバースメンター」。

 

台湾の政界では、この「リバースメンター」を制度化していて、閣僚たちが若い人材を積極的に任命しています。また、日本でも一部の民間企業において、さらに自民党でも「デジタル社会推進本部」に「リバースメンター」を採用する試みを始めているそうです。

 

この夏に受け入れた大学生のうち、過去にインターンを経験した2名を「リバースメンター」と称して活動をしてもらいました。したがって、厳密に言えば今回初参加だった森田くんは「リバースメンター」ではなく「インターン」なのですが。。。

 

インターンを受け入れはじめてからずっと感じていることは、私が彼らに教えることより、教わることの方がはるかに多いということ。こうやって“若き政策ブレーン”からあれこれアドバイスを受けると、自分が見落としていた課題がいかに多いか気づかされます。

最新の記事latest articles

  • 2023/11/27
    【まさに「リバースメンター」】
  • 2023/11/27
    【県内議員有志の勉強会】
  • 2023/11/23
    【広報広聴委員会 座談会】
  • 2023/11/22
    【PTAと議員団による懇談会】
  • 2023/11/22
    【県内初の試みでした!】

カテゴリーcategory

アーカイブarchive