近況報告

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【会派視察研修】

1月23日(火)~25日(木)の3日間、所属会派の「もおか新時代」の視察研修で、兵庫県相生市と岡山県高梁市を訪問しました。

 

(相生市)

相生市では、子育て支援について視察。同市は平成23年度から、子育て世代の定住促進策として「学校給食の無償化」(幼保小中)を含む看板施策を「11の鍵」として掲げ、市内外にアピールしてきました。

 

当時「学校給食の無償化」は全国の市では初めての取り組みということで注目を集めました。人口3万人未満の市で、しかも財政的にも決して裕福とは言えない中で、他の財源を切り詰めながら、子育て支援の強化に舵を切ったのは、谷口芳紀市長のリーダーシップによるところが大きいと感じました。

 

「学校給食の無償化」をはじめとする様々な施策に取り組んだ結果、年少人口(15歳未満)が、平成27年と令和2年を比較すると、兵庫県内では唯一増加しているとのこと。

 

また、民間と連携を図り、子育て支援策をパッケージ化し「11の鍵」と称してアピールする売り込み方についても非常に参考になりました。

 

(高梁市)

高梁市は、平成30年7月豪雨に被害に見舞われ、2名がお亡くなり(いずれも災害関連死)になっています。

 

同市は、平成16年10月に1市4町が合併して誕生し、市域は547㎢(真岡市の約3.3倍)に広がりました。これは過去の自然災害についても同じことが言えますが、合併で自治体が広くなったことによって、行政側が各地域の実情を把握することが難しくなるということが起こり得ます。

 

そうした中で、高梁市ではインフラの再整備だけでなく、市民の防災意識の高揚に力を入れてきました。災害の記憶を風化させないための「写真展」の開催。自主防災組織の結成を促進させたほか、防災士と自主防災組織の横のつながりを強化するための連絡会や研修会の開催。各学校での防災講話やARゴーグルを使った体験学習の実施。さらには、青年会議所と連携した「マイタイムライン」普及に向けた取り組みなど、かなりきめ細やかな取り組みを進めてきました。

 

加えて、国が進めているAI技術を活用した災害予測システム(IDR4M)にも、高梁市は全国の自治体でいち早く参加をしています(これについては、今後さらに研究していきたいです)。

 

なお、高梁市の視察にあたっては「清渓セミナー」の実行委員会で一緒に活動をしている宮田公人議員にお骨折りいただき、大変感謝しています。

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【広報もおかの音訳作業】

4月30日(火)の午後、朗読ボランティア「ひばりの会」の活動で、視覚障がい者の方々のための音訳作業に参加しました。

 

今回、私が音訳したのは、真岡市が毎月発行している「広報もおか」の5月号。

 

15ページ前後の広報誌を3人で分担して音訳するのですが、私に与えられたのは冒頭の7ページ分。文章はさほど多くないのですが、今月号の表紙にはどういう写真が掲載されているのか?1人目の担当者は自分の言葉で端的に紹介しなければなりません。

 

ちなみに今回は、3月15日「井頭温泉チャットパレス」にオープンしたグランピングキャビンで、男の子が両親と一緒にバーベキューなどを食べながら団欒をしている写真…のようです。

 

「う〜ん、グランピングキャビンってそのまま言っただけで通じるかなぁ…」「鍋の中にあるのはポトフみたいだけれど、バーベキューって言ってしまっていいのか?」
もう、あれこれ考えだすとキリがなくなって、「端的に」という要素から遠ざかってしまいそうになります。

 

準備段階ではそんなこともありましたが、本番では何とかほぼノーミスで読み終えることができました。

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