近況報告

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【8月15日】

今日は終戦記念日である。

私の父方の祖父も、昭和20年4月に沖縄で戦死をしている。亡くなった場所は現在の嘉手納基地の周辺らしく、当然のことながら遺骨も戻ってきていない。

今年は、年明けにCATVの映画専門チャンネルで岡本喜八監督の『激動の昭和史 沖縄決戦』を観たのを皮切りに、青年会議所で靖国神社を参拝するのに先立ってメンバーと議論を重ねるなど、『なぜ日本は戦争に向かわなければならなかったのか?』ということを、考えさせられる機会がとても多いと感じる。

本来であれば、もっと早い時期に考えなければならなかったのかも知れないが、たまたま自分が40歳という節目の年齢を迎える時期に、こうしたテーマに向き合う機会が得られたことは、因果のようなものを感じてしまう。

命を賭して、祖国や故郷そして愛する人達を守ろうとした多くの方々がいらっしゃったということ。そして、そうした犠牲の上に今の我々の暮らしがあるということ。このことについては、日本人1人1人が深く肝に銘じて感謝しなければならないことである。

その一方で、戦争に向かっていった最終局面において、政治や社会の未熟さがあったという事実については、悲惨な歴史を繰り返さないためには、冷静に分析していかなければならないことであると痛感する。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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