近況報告

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【1月25日~26日】

『全国若手市議会議員の会』の役員会と研修会が京都市で行われた。

2日間の内容は以下のようなものだった。

【1月25日】

12:00~13:30   役員会

 

13:40~15:10   研修①『市民性と持続可能な地域づくり』

講師:龍谷大学准教授 深尾昌峰氏

 

15:20~17:00   研修②『地方創生をどう捉えるか』

講師:京都府立大学准教授 窪田好男氏

【1月26日】

10:00~11:30   研修③『学校跡地の活用について』

講師:京都市行財政局資産活用推進室

学校跡地活用推進担当課長 田中英明氏

065今回の研修で、特に議員から質問が数多く出たのは、研修③の『学校跡地の活用について』であった。現在、全国各地で少子化に伴い小学校などの統廃合が現在進められているが、その中で大きな課題となっているのが、学校跡地の利用である。

京都市においても、中心市街地の空洞化により子どもの人数が減り続けたため、小学校の大幅な統廃合を余儀なくされた。市の中心部にあった68の小学校が、現在は17校にまで統合再編されている。

066同市では、それらを含めた市所有の遊休地の活用を効率よく進めるため『資産活用推進室』を立ち上げたほか、民間の事業者を対象としたプロポーザルなども導入している(写真は、小学校の校舎を活用して整備された『京都国際マンガミュージアム』)。

12606816_933382400091433_907906308_n真岡市でも、平成30年度に小学校の統廃合が行われる予定であるが、その際『市役所内で対策を行う部署をどうするか』、『対象を民間事業者まで広げるか』、『都市計画の線引きをどうするか』など、これから早急に検討すべき課題は多い。

(余談)

063今回の研修先は京都市役所だった。

趣きのある市庁舎を眺めていて、中学時代の修学旅行で泊まった旅館が、確かその真向かいにあったはず…と思い出す。

『本能寺会館』(名前がインパクトありすぎです)。

062市役所周辺を歩いていたら、名称が『ホテル本能寺』に変わっていたが、すぐに見つけることができた。建物自体は老朽化していたが、1階部分にファミリーマートや丸亀製麺などのテナントが入り、我々が泊まっていた時代より使い勝手が良さそう…(この日も福岡県内の中学校の修学旅行を受け入れていました)。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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