近況報告

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【12月7日①】

質疑・一般質問の初日。
私は2番目に登壇をし、以下のような内容の質疑と一般質問をさせていただいた。

【質疑】

1.平成28年度真岡市一般会計補正予算(第3号)について

(1)農業振興費(とちぎの地産地消給食推進事業費)について

(2)観光費(D51型SL動態整備事業費)について

【一般質問】

1.今後の定住人口確保について

(1)宇都宮市、芳賀町のLRT整備について

2.教育関係の諸課題について

(1)学力テストの結果について

(2)学校図書館における専任司書の配置について

(3)教員の多忙感解消について

(4)平和教育の推進について

3.子育て環境の整備について

(1)病児保育について

4.起業家の支援について

(1)『インキュベーション施設』の整備について

(2)『チャレンジショップ』の整備について

今回、執行部に対して確認をしておきたかったのは、『LRTの整備に対して、真岡市はどのようなスタンスで臨むのか』ということ。
市長の答弁では、LRTが整備された場合、清原地区などの停留所への乗り継ぎ手段などを検討していきたいとしつつも、真岡市としてLRT整備に参加する考えはないとのことだった。それは決して間違った考えではないと思う。
ただし、『真岡市がLRTに対してどのような立ち位置でいるか』という問いかけは、そのまま『真岡市が今後どこに軸足を置いてまちづくりを進めるか』ということに直結する。
真岡市は県内で唯一『JRの駅を持たない市』であり、公共交通網の分野が極めて弱い。その中で、LRT整備と一定の距離を保っていくということは、今後も真岡市は、モータリゼーションを前提としたまちづくりを進めていくということを意味している。
つまり、定住人口確保に対する考え方も、必然的に車の運転を長い年月できる若い世代に軸足を置かねばならないということになる。
結論として、子育て支援や教育環境の分野において充実化を図っていかなければ、真岡市の未来は非常に心許ない(東京を凌駕するような若者文化を常時生み出せるのであれば、話は別ですが)。
しかし、教育や子育て、さらには12月5日の日記でも指摘した『雇用のミスマッチ』を改善する取り組みの1つでもある(無論、それだけでは完結しませんが)起業家の支援についてまで、消極的な答弁が目立ったことは極めて残念であった。
現状を見る限り、それほど安穏とはしていられないのだが…。

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【岐阜県にて日帰り研修】

5月13日(月)、岐阜県の岐阜市と多治見市で行われた「全国若手市議会議員の会OB会」の研修に参加してきました。

 

今回の研修内容は、
(1)こどもサポート総合センターとエールぎふ(岐阜市子ども・若者総合支援センター)について
(2)自動運転バスの5年間の試行運行について
(3)NPO法人「ママズカフェ」の取り組みについて

 

岐阜市では、昨年11月から自動運転バスの運行が5年間にわたって行われています。自動運転バスを走らせている自治体は少なくありませんが、現在公道を使って運行しているのは全国で岐阜市を含めて9ヶ所。

 

岐阜市ではこの半年間で、2万人以上の人たちが自動運転バスに乗車したとのことです。

 

私たちもこの日の研修で、岐阜市役所から岐阜駅までの区間、自動運転バスに乗せていただきました。最高速度が30km/h程度であるため、周囲の自動車の進行を妨げてしまう光景も見られ、そういった点がこれからの課題かも知れません。しかし、専用の通行レーンを設けるといった取り組みを進めると、さらに可能性が広がるのではないかと感じました。

 

人口減少にともない、運転手など担い手の確保が大きな課題になりつつある中、公共交通の持続可能性を高めるためにも、自動運転バスは1つの切り札になっていくものと思われます。

 

また、この日は岐阜市が児童虐待の防止と早期発見・対策のために、令和4年度からスタートさせた「こどもサポート総合センター」(市教委、県警、児相が同じフロアで連携)、さらに多治見市では子育て世代を対象としたカフェの運営や起業支援を行っているNPO法人「ママズカフェ」(平成13年からスタートさせたという全国でも先駆けの組織)の取り組みについても研修を受けてきました。

 

前日に地元での行事が、そして翌日には市議会の会議があったため、この日のみの研修参加となってしまいタイトなスケジュールでしたが、非常に多くの収穫がありました。

 

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