近況報告

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【2月12日】

003先月19日に高根沢町花岡にオープンした『コミュニティカフェ花の丘』を視察。

この施設は、高齢者をはじめ地域の住民が気軽に立ち寄れる居場所づくりを目的としており、長年この地域でデイサービスなどの事業を展開してきたNPO法人『グループたすけあいエプロン』によって運営されている。

同法人の理事長である菅野安子さん、事務局長の菅野忠雄さん(ご夫婦です)によれば、こうした施設は栃木県内でもすでに500ヶ所近く整備されているが、常設型のものは現時点では少ないとのことだった。

この『コミュニティカフェ花の丘』は、現在コーディネーターなど10数名のスタッフが切り盛りしている。話を聞いて一瞬『カフェでコーディネーター?』と思ったが、それぞれの客(1人で訪れる人が少なくない)の話し相手であるのに加え、客同士の交流を促すためには欠かせない役割なのだという。

001そうした話しやすい環境のためか、昼時になると近所に住む主婦の方などが、ランチを食べに次々とカフェに集まってきていた。

また、カフェの一角には障がい者の施設や趣味サークルなどがつくったパンや手工芸品などの販売コーナーが設けられているほか、ランチタイム終了後に体操や書道、太極拳などの教室も開設されていて、人が集まるための様々な仕掛けがつくられていると感じた。

菅野さんご夫妻のお話では、開設して間もないこともあり、まだまだ地域の中に浸透していない(それでも随分お客さんは来ていたが)が、平成27年度に介護保険制度の見直しが図られ、予防介護の一環として高齢者の居場所づくりはますます必要になっていくであろうとのことだった(この部分は早急に検討しなくては…)。

真岡市でも新年度から真岡駅前に『まちかど保健室』を整備する。しかし、1ヶ所整備すれば即完結するという簡単な話ではない。どのようにして人が集まりやすくなる仕掛けをつくっていくのか。さらに、高根沢町のように民間の力を活用する方法も視野に入れながら、いかにして市内各所に整備を進めていくのか。そうしたことを考える上で、今回の視察は大変参考となるものだった。

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【100人の一歩会議!】

4月25日(木)、市役所の近くにこの春オープンしたばかりのまちづくり拠点で「100人の一歩会議」が開催されました。

 

今回は、真岡市地域おこし協力隊の粟村千愛さんと、真岡珈琲ソワカフェ店主の蒲谷英和さんのお二人がこれまでの取り組みや今後の抱負を語った後、参加者とのクロストークを行いました。

 

現在、粟村さんは市内の子育て世代のターゲットにした情報誌「baton」の編集を手掛けています。また、蒲谷さんは真岡鐵道の寺内駅を改装して「駅舎カフェ」のオープンに向けて奔走しているところです。

 

今回私は、リバースメンターの飯田翔君(白鷗大学3年)と一緒にお邪魔しました。

 

このまちづくり拠点は「まちづくりプロジェクト」の皆さんが、昨年末から空き店舗の改装をコツコツと進めてきた、まさに手づくりの空間です。

 

ちなみに「100人の一歩」という言葉は、「まちづくりプロジェクト」の指導をされている宇都宮大学の石井大一朗准教授の「1人の百歩より100人の一歩」という言葉が由来となっています。

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