【 11月13日】

2016/11/13 10:00
この日の午前中、青年女性会館前で行われた『真岡地区公民館まつり』に出席。

このイベントは、各自治会に設置されている公民館での活動、さらに名物・物産を紹介することを通して、地域の活性化につなげていくことを目的としており、毎年11月のこの時期に開催されている恒例行事である。

今回は、お囃子や舞踊、ハワイアンダンスなどのステージ発表に15の公民館が、そして地元で採れた野菜や、手打ちそば、焼きそば、焼きイカなど販売する地域物産展に17の公民館が参加した。

この『真岡地区公民館まつり』に出席した後、午後からは真岡落語研究会の活動で、茨城県守谷市の中央図書館で行われた『図書館寄席』に出演。

図書館長の新井一郎さんは、今夏まで真岡市立図書館で館長を8年半務めていた方。指定管理者となっている会社(図書館流通センター)の事情により、秋からこちらに異動されている。

【 11月12日】

015この日は社会教育委員の活動で、小山市で行われた『とちぎ教育振興大会』に出席した。

今回の大会でとても楽しみだったのは、高野誠鮮氏の講演会。

高野氏は、元々テレビ番組の制作に携わり、昭和59年から石川県羽咋市の職員となった。

018彼の仕事で最も注目を集めたのは、同市内で限界集落となっていた神子原地区の再生を手がけたこと。その活躍ぶりは、TVドラマ『ナポレオンの村』で描かれたことでも知られている(唐沢寿明が演じた主人公のモデルが高野氏)。

当初に用意された予算がわずか60万円。行政内部やJAなどと対立をしながらも、強力なリーダーシップと独創的なアイデアを発揮しながら限界集落の再生を果たしていく…。そうした彼の言動は、周囲にはいささか過激に受け止められ『スーパー公務員』とも評されてきた。

017ただし、今回高野氏の講演を聴いてみると、彼が『そもそも限界集落はなぜ生まれたのか?』という疑問に対して、とても冷静な視点で向き合ってきたことに気づかされる。そして導き出した『地域に血(=お金)が流れていないから元気がない』という答えに基づいて、極めてシンプルに解決策に取り組んでいったことが分かる。

地域でとれたコメのブランド化、各種のオーナー制度、農家レストラン、大学生による集落合宿等々…。彼の手掛けた数多くの事業は、当初にしっかりとした理念を掲げているからこそブレがない。

016『今後のまちづくりに、どんなアイデアが必要か?』について学ぶつもりで講演を聴いていたのだが、むしろ『今までまちづくりを進めてきた中で、いかに余計なものが多すぎたか』そして『その余計なものを、いかに自分自身が“当たり前”のものと捉えてきたか』ということを教わったように思う。

【11月8日~9日】

001大分県別府市で行われた『全国若手市議会議員の会』の役員会・研修会に参加。

9月に就任したばかりの伊藤友則会長(千葉県香取市議会議員)のもとでの活動が、本格的にスタートした。

002今回の研修のテーマは『熊本地震への対応と復興対策』で、長野恭紘・別府市長、今中真之助・宇土市議、田中敦朗・熊本市議の3人(いずれも若手市議会議員の会のメンバー)にお話を伺った。

3人の話の中で共通して挙げられていたのが『避難所運営のあり方』。

010障がい者や外国人への対応、通信手段の確保、避難所となる各学校サイドとの連携、さらには、ペットに対して家族のように接している市民にどう対処するか(これは、少子高齢化の中にあって案外重要で、見落とされがちな課題かも知れません)等々、真岡市において今後災害対策を見直す中で、考慮すべき課題が見つかったことはとても有意義だったと思う。

また、今回の熊本地震で混乱を生じさせた原因の1つとして、市民の『災害用物資』の備蓄に対する意識の低さがあったという報告にも興味を抱いた。

003熊本は昔から水が豊富な地域と言われてきた。そのため水がなくなる、出なくなるという危機感が極めて低く、災害発生直後から救援物資の確保に、多くの住民が右往左往する事態に陥ったらしい。

こうした『市民意識の醸成』という課題については、東日本大震災を契機にある程度確立されたものと認識していたが、それぞれの自治体で再検証が必要であるように思われた。

【 11月6日】

001地元の大谷地区で文化祭が行われた。

これは、地域住民の様々な文化活動を紹介する目的で開催されているもので、今回が節目の10回目となる。

絵画や切り絵、写真、書道、手芸、陶芸、盆栽に至るまで、50名以上(小学生の作品もあります!)の方々が自慢の作品を披露した。

002私も毎回訪れる度に、ご近所の皆さんの頑張っている様子に触れることができるのだが、今回の作品の中には、母が作成した2点の切り絵も。。。

『見られるのは照れ臭いから』と、私と妻が出かけている時にコツコツと作成していたようだが、その頑張りには息子として拍手を送りたいと思う。

【 10月31日~11月1日】

市議会の議会活性化等検討委員会の視察で、東京都東村山市と茨城県取手市を訪れる。

両市議会は、昨年度の『議会改革度調査ランキング』で、19位(東村山市)と13位(取手市)という高い評価を受けている。

(東村山市)

008東村山市における議会改革の発端は、全国初の『議会基本条例』を制定した北海道栗山町を平成19年に視察したことから始まる。

その後、平成20年から25年にかけて『議員定数削減』、『インターネットを活用した議会中継』、『質問時の一問一答方式導入』などに取り組んだ。『議会基本条例』については、25年12月に成立させている。

005大変感心させられたのは、議会が市民に対して行う『議会報告会』の運営方法。

最近『議会報告会』を実施している議会で、マンネリ化が課題として挙げられるケースが少なくないようだが、東村山市では『車座方式』など毎回見直しを図りながら、より市民が参加しやすい手法を模索している。

(取手市)

012取手市の議会改革は、平成17年に隣接する藤代町と合併したことが1つのきっかけになっているようだ。

今回、我々に説明をしてくださった赤羽直一議員は、旧藤代町議会の出身で『取手市議会は硬直している印象を受けた』と当時のことを振り返っている。

個人的には、各常任委員会が議会閉会中でも、各種団体に出向いて(議会報告会とは別に)意見交換を繰り返し行っていることは、今後真岡市議会でも参考にしたい取り組みだと感じた。

010また、最も初歩的なことであるが、大半の議員が毎回定例議会で一般質問を行っている積極的な姿勢(これは東村山市議会も同様でしたが)は、真岡の議員が『議会活性化』云々を考える以前に見習うべき点だと思う。

取手市議会において『議会基本条例』の制定に着手したのは、平成23年3月のこと。以後、18回の会議を経て同年12月に成立させている。

驚くべきことは、常任委員会などでは傍聴者も発言ができるということ。これについては、様々な課題も浮上しているようだが、徹底した住民参加の形を貫いているのが取手市議会の特徴と言える。

【10月30日】

025この日は『中村かずひこ通信』の発行日。

平成15年に初当選して以降、定例議会終了時に欠かさず発行し続けて、今回が第54号となった。

今回の編集で頭を悩ませたのは、9月定例議会で行った『まちかど美術館』の整備に対する反対討論の扱い。

執行部の姿勢に対して疑義を唱えるのは、議員にとって多少の高揚感はあるにせよ、決して気持ちの良いものではない。言うべき時に言わねばならない役割を与えられているだけの話であって、相手に『耳障りな話』をしたくないのは誰も同じである。

したがって、疑義を唱えたことについて嬉々として紙面に掲載するのは本意ではない。

その一方で、執行部が整備を計画している施設に課題があることは、市民の皆さんにお伝えする必要がある。そうした思いから、コラムとして反対討論の概要を掲載させていただいた。

皆さんからは、いつも以上に多くのご意見や励ましの言葉をいただき、本当にありがたく思っている。ご意見としては、これまで市が整備してきた施設についても、利用者の声が反映されていないことを指摘するものが目立った。

今見直すべきは、個々の施設で見られる問題点よりも、むしろ施策の進め方そのものなのかも知れない。

【 10月29日】

011真岡中学校区を対象とした防災避難訓練に参加。

この日は、まず午前8時30分に防災行政無線や緊急速報メールを使い、避難の呼びかけが行われた。

009その後、避難先として指定された真岡小学校の校庭に集合し(この日は、一般市民や関係者など合わせて約700名が参加しました)、救出救護訓練や初期消火訓練をはじめ、防災に関する様々な体験を行うことができた。

写真は、毛布などでつくった簡易式の担架を用いての救出救護訓練の様子。私のような巨漢でも搬送が可能であることを知り、正直驚かされた次第。

007006このような訓練に参加して、実際に災害発生時に取るべき行動を体験すると、『こういうものだったのか!』と、それまでイメージしていた内容と随分かけ離れていることも少なくない。

ぜひ1度、皆様方にもこういう機会にご参加いただければと思う。

【 10月27日】

aomtjfgqisng84mefzdtfuycsmh1ckbjunr_h652z_kizlhyqibtonhpzhsfwxxjfidw4b06f6nvw1206-h904-no芳賀町で行われた真岡青年会議所の事業『創生プロジェクト報告会』に、コメンテーターとしてお招きいただいた。

この1年間、青年会議所のメンバーと各市町の若手行政職員有志が一体となって、地域の課題と今後の取り組みについて議論を重ねてきた。

今回の報告会では、真岡市が市街化調整区域の活用について、芳賀町が農業の振興について、益子町が空き家対策について、そして高根沢町が周辺自治体との連携について、それぞれ考えを披露した。

qsvcqp7khd6gilusliyqnwkwzig_barnromaumay-4yeqdzmwxpn7rhtswkchhua_zx9b4pz5pdvw1206-h904-no『市民と行政の協働』ということが叫ばれて久しい。しかし、今もかなり多くの行政マンが、市民と同じ土俵に立ちながら『自分は行司役』と思い込んでいるような気がする。

そうした中、真岡市を含めて4つの自治体の若手職員が、青年会議所のメンバーと知恵を出し合いながら(行政マンと経済人では考え方が異なるので、多分色々な場面でぶつかり合いもしたでしょうが…)、根気強く話し合いを続けてきたことに感心させられた。

ぜひ、こうした機会は今後も続けてほしいと思う。

【10月24日~25日】

2日間、真岡市遺族連合会の研修に参加。

私の家では、父方の祖父がさきの大戦で戦死しており、その関係で現在私は真岡地区遺族会の副会長を務めさせていただいている。

今回は、市内他地区の遺族会の方々とともに新潟方面を訪れた。

005 004訪問先の1つである新潟県護国神社で驚いたのは、本殿の隣りに私の母校である明治大学の『戦没学徒忠霊殿』があったこと。

『明治大学の忠魂殿が、なぜ新潟県に?』と思ったのだが、元々は戦死した大学関係者を祀る忠魂殿が、大学の敷地内にあったようだ。しかし、戦後は設置されずおり、この事情を知った新潟県出身の校友の熱心な働きかけで、この新潟県護国神社に移されたのだという。

【10月20日②】

午後から行われた『議会活性化検討委員会』に出席。同委員会の会議は今回で13回目となる。

現在は『議会基本条例』の制定に向けた作業に入っており、今回は議会全体や議員個々のあるべき姿について、条例の中でどのような文言として表現するか話し合った。

委員会の各メンバーが考えた案を持ち寄り、それに基づいて議論を進めていくのだが…。メンバー間の意見調整が想像以上に難しく『議会基本条例は条例の中身もさることながら、制定過程に意味がある』ということを改めて痛感する。

【10月20日①】

022この日の午前中、朗読ボランティア『ひばりの会』の活動で中村南小学校を訪問。児童達に本の読み聞かせをする。

私が担当したのは6年生のクラス。

今回読んだのは『ともだちから ともだちへ』という絵本。この本は、今年の2月に大内西小学校の6年生にも読んだもの。

023登場する動物達が『本当の友達とは…?』ということに真剣に悩み、向き合っていく内容となっている。

来年春、中学生になって新しい友達も増える中で、悩むことも色々とあるかも知れない。そんな時に、この作品のことを思い出してくれれば…、彼らにとって何かの糧になってくれれば…と願っている。

【 10月16日】

0019月16日に亡くなった福田武隼・前市長を偲ぶ会が、生涯学習館で執り行われた。

医師から市長に転身し、自らを『素人市長』と言ってはばからない方だったが、2期8年の在任期間は、市町合併、足利銀行破たん、三位一体改革、芳賀赤十字病院の医師不足、真岡IC周辺開発、芳賀広域ごみ処理施設の建設等の難題に直面した時期であった。

私にとっては初当選した時の市長であり、議員として初めて論戦を挑んだ相手で、本当に様々な思い出がよみがえってくる。

市に様々な課題が横たわっていた中で、私も議員として今振り返れば随分生意気に意見を申し上げたが、一旦議場を出ればいつも通り接していただける『器の大きさ』は、真似をしたくても中々できないことだと、今さらながら感じている。

この日の参列者は1000人を超えたとのことだが、それは前市長の人柄を物語っているように思う。

1人のリーダーに対する評価は、様々な見方があって当然だと思うが、真岡市がそれまでの借金体質から財政健全化へ舵を切ったこと、そして芳賀赤十字病院の医師不足に迅速に対応したということについては、まぎれもなく福田前市長の功績であったと思う。合掌。