【2月27日】
この日、私は2人目として登壇し、会派『もおか新時代』を代表して5件の課題について質問を行った。
1.『全国いちごサミットin真岡』終了後の対応について
①今後の開催方式について ②本市においての『アフターイベント』について 2.コミュニティFM局の開局について ①開局後の番組編成と有事における放送体制について ②FM局全体としての運営費や収入などについて 3.真岡鐡道に対する支援策について ①『真岡鐵道経営安定補助金』について ②今後更新が必要となる設備について ③利用者増に向けた取り組みなどについて ④DMV(デュアル・モード・ビークル)について 4.市街化調整区域の今後のあり方について ①栃木県が実施する市街化調整区域の開発許可基準緩和について ②地域住民と行政が研究・議論を行う場の設置について ③東沼小学校の利活用について ④山前南小学校、中村東小学校、中村南小学校の利活用について ⑤廃校後の利活用を促進するための支援策について 5.学校給食センターの整備計画について ①『学校給食センター整備基本計画』について |
執行部は答弁の中で、
◆今年11月に開局予定の『コミュニティFM』は24時間の放送体制とし、災害時にも対応できるよう『AIアナウンサー』の導入を検討していること
◆今後、真岡鐵道の施設更新費として約2億900万円(うち真岡市負担分は3170万円)を見込んでいること などを明らかにした。
また、延期が決まった『全国いちごサミット』であるが、今後の開催方法については『全国の主要産地などで、継続的に開催できることが望ましい』との考えを示した。
【2月26日】
この日行われた議員協議会において、石坂市長から3月14日(土)、15日(日)開催予定の『全国いちごサミットin真岡』について、当面の間延期することが発表された。
これは、現在大きな課題となっている『新型コロナウイルス』の流行を考慮してのもの。
実を言うと、この5日程前に同僚議員から『いちごサミットは延期すべきではないか』という疑問が投げかけられた際には『そこまでの必要はないのでは…』と感じていた。
しかし、それ以後の感染拡大の速度には言葉を失う。自然災害とは全く異なる恐ろしさを痛感した次第。
元々『全国いちごサミット』は、石坂市長の公約の目玉として掲げられてきたもので、2年以上にわたって準備が進められてきた。そのため、市長や実行委員会をはじめ、このサミットの準備に携わってきた方々にとって、本当に苦渋の決断だったと思う。
しかし、現在の状況を考えると、最も賢明な判断ではなかったかと考える。
【2月24日】
久保記念観光文化交流館で『鬼怒乃家船遊没後10年追善落語会』が行われた。
鬼怒乃家船遊こと秋山聿之さんが、病気によりお亡くなりになったのは平成22年のこと。早いもので10年の月日が流れた。
盲導犬を連れた全盲のアマチュア落語家として各方面で知られ、真岡落語研究会の仲間として私達と一緒に活動をしてきた。
彼が生前に高座で披露した落語のネタは約400にも及ぶ。1つのネタを覚える労力を考えると、本当に驚くべき数字と言うよりほかない。
この落語界では、秋山さんと一緒に活動をした経験のある7名が高座に上がり、私も出演をさせていただいた。
さて、この日は読売新聞の記者の方が、私達の会の取材に来てくださり、後日(3月4日の栃木版)に記事が掲載された(大感謝です!)
【2月22日】
五行川沿いで行われた『白鳥観察会&クリーン作戦』に参加した。
このイベントは、私が事務局の仕事を仰せつかっている『真岡自然観察会』の恒例行事。
真岡市北運動場に集合した参加者達は、真岡市北運動場と田島大橋を往復しながら、参加者達は川沿いのごみを拾っていった。
折り返し地点である田島大橋は、毎年この時期に白鳥が飛来することで話題となっている。
川面では、たくさんのオオハクチョウ、コハクチョウ、さらにはオナガガモやオオバンなどの姿も(もはや“カオス状態”)。この日は計23種類の野鳥を観察することができた。
ちなみに、オオハクチョウはシベリアの湖沼地帯、コハクチョウは北極圏のツンドラ地帯から飛来するのだという。五行川には毎年11月はじめから、3月中旬(多少のズレはありますが)あたりまで滞在している。
こうした自然環境が維持されていることを誇らしく思う一方で、毎年残念に思うのはごみの多さ…。短時間の作業ながらご覧の状況。。。
川のごみは、生き物の住処を奪い、誤飲や絡みつくことで命を奪う原因にもなる。私達1人1人の意識を向上させることが何よりも大切だと改めて思う。
【2月19日】
この日、2月定例議会が開会した。
この時期の定例議会は、新年度の当初予算についての議論が中心となるため“予算議会”と呼ばれている。今回、執行部からは『令和2年度一般会計予算』をはじめ計36議案が提出された。
予算の内示があった2月10日の日記でも書いたが、真岡市にとって令和2年度の予算は、石坂市政の任期4年目の市政運営にかかる予算というだけでなく、新庁舎建設やいちごサミットなどの大きなプロジェクトのその先を見据えていく上でも、極めて重要な意味を持つものであり、しっかりと議論を深めていきたいと思っている。
日程は以下の通り。
2/19 | 開会 |
27 | 質疑・一般質問 |
28 | 質疑・一般質問 |
3/ 3 | 民生文教常任委員会 |
4 | 民生文教常任委員会 |
5 | 産業建設常任委員会 |
6 | 産業建設常任委員会 |
10 | 総務常任委員会 |
11 | 総務常任委員会 |
16 | 予算審査特別委員会 |
18 | 閉会 |
なお、2月27日(木)と28日(金)の2日間行われる質疑・一般質問には、以下の10名の議員が登壇する。私も27日の2人目として、会派代表質問を行う予定。
2月27日
柴惠、中村和彦、佐々木重信、大貫聖子、七海朱美 2月28日 藤田勝美、飯塚正、栁田尚宏、麦倉竹明、櫛毛隆之 |
【2月15日~16日】
作新学院大学で開催された『全国若者・ひきこもり協同実践交流会inとちぎ』に参加した。
この交流会は、全国で若者支援やひきこもりの課題に関わっている人々が一堂に会して、情報を旧友させることを目的としている。
平成18年に和歌山県で第1回大会が開催されて以降、毎年開かれており、今回で15回目となる。
2日間にわたって、居場所づくりや仕事のあり方、行政と市民団体との協働など、様々なテーマでシンポジウムや分科会が行われた。
真岡市においても、これから栃木県子ども若者ひきこもり総合相談センター『ポラリス☆とちぎ』と連携して、ひきこもりの課題に対する取り組みを進めていく予定で、事例報告をされた佐野市の取り組みなどは特に参考になった。