【12月30日】

今年もあと2日。
2か月以上もたまってしまったホームページの日記をやっと更新(10月26日~12月30日まで書き上げました。ご覧いただければ幸いです)。
ううう…。『日記をため込んではいかん!』ということは、小学生時代の夏休みから学習済みだったはずなのに。
未曾有の大震災、3度目の市議選、そして副議長就任等々…。本当に色々な事があり、多分一生忘れることができない1年になった。
先日、まちの中で友人にバッタリと会い『来年こそはよー、いい年にしたいよなー』と言ったところ、『でもさ、今年ってそんなに悪い年だったか?』『地震が起きたことで1年間全てが悪かったような気がしているだけじゃないのか?』『もっと前向きにいくべよ!』と三段論法で説教&激励を受けた。
言われた瞬間は少し面喰ったが、彼と話していて気持ちが温かくなった。
辛いことは沢山あったけれど、冷静に振り返ると、色々な人に励まされ、助けられ、感謝、感謝の1年間だった。悲観的になる道理はない。
『今日あるを感謝し、最善を尽くす』(確か、真岡北陵高校の校訓だったような…)
来年はもっともっと前を向いて歩いていこう!

【12月26日】

芳賀広域行政事務組合の定例議会が行われた。
この日出された議案数は少なかったものの、気になったのは一般会計の補正予算。
芳賀赤十字病院に対する補助金が減額補正になっている。説明によれば国からの補助金が出されなくなったことによるものらしい。
これまでもそうしたことがなかった訳ではないが、あくまでも予算案作成時の話であって、予算が編成された後に『見込んでいた補助金が来なくなりました』という話は、議員になって9年目になるが聞いたことがない。
その点について問いただしてみると、職員なども初めての経験であるとのこと。『大震災という不測の事態が起きたため、こうしたことになったものと思われる』という説明だった。
事情については分からぬでもないが、削られたのは医療関係の補助金である。
『削るべき部分は、もっと違う所にあるだろうよ』と、メディアがほぼ毎日伝えている国政の“ズレ”というものを、直接自分の肌で体感させられた思いだった。

【12月25日】

明治大学公共政策大学院のOB有志で構成している『都市政治フォーラム』の研修会が、(株)東芝府中事業所で行われた。
今回のテーマは『太陽光発電』と『震災の教訓を活かした企業の防災対策』だった。
太陽光発電では、事業所内の関連施設で担当者から説明を受けた。『スマートグリッド』の研究棟も見学できたことは非常に勉強になった。
『スマートグリッド』は、情報通信のネットワークを活用しながら、電力の需要と供給のバランスを図る次世代の電力網のこと。電力供給のバラつきが課題とされてきた太陽光発電などの新エネルギーについて、発電している各所において充電と放電を自動で行う。
説明を聞きながら『いつ頃からこういうものが世に出るのかな…』と思っていたら、さいたま市ではこの数年の間にモデル地区を指定し、『スマートグリッド』の実証を行う計画があるとのこと。決して遠い未来の話でないことを教えられた。
また、防災対策については、東日本大震災発生時に多くの反省材料を残したことを踏まえて東芝では早速、防災対策と従業員個々の行動基準を大幅に見直した。その内容について説明を受けてみると、単に『一企業の取り組み』にとどまらず、自治体やコミュニティでも参考とすべき点が多かった。
それにしても、大学院関係の集まりに出席するのは本当に久しぶりのこと。『もっと小まめに出てきなさいよ』と、ゼミの指導教官だった青山佾先生にご忠告を受ける。

【12月22日】

栃木県内の若手市議・町議で結成している政策研究会『野嵐会』の勉強会が、さくら市で行われた。
今回のメインテーマは『生涯学習のあり方』について。氏家公民館の橘川恵介館長にお話をいただいた。
同公民館の事業は『ストリートミュージシャン養成講座』や『映画づくり講座』を不登校の子ども達を一緒に取り組むなど、他の地域では見られないユニークなものが目白押しで、その大半の企画・立案を担っているのが橘川館長であるとのことで、その秘訣についてお話を聞くことができた。
個人的には『行政における生涯学習の担当部署はどうあるべきか』という、かねてから抱いていた疑問をぶつけたが『教育委員会よりも市長部局に置いた方が望ましい』とのお話を聞き、自分の主張に自信を深めた次第である。
その後、震災で大きな被害を受けた『お丸山公園』を見学。
崩落の可能性がある公園斜面(9月22日の台風15号で一部崩落し、家屋の損壊を招いてしまいましたが…)の切土工事が行われている真っ最中だった。
担当者の話では、工事によって運び出される土の量は12万㎥(約20万t)、工事費は17~18億円に達する見込みであるとのこと。
これは、公園内に設けられていた温泉施設(足湯)。震災当時、利用者がいたものの幸いにもケガ人などは出なかったと聞き、参加者一同胸をなでおろした(被害の状況を見ると『これで本当に大丈夫だったの?』という気持ちにもなりましたが)。

【12月19日】

朗読ボランティア『ひばりの会』の活動で、心身障がい児通園ホーム『ひまわり園』を訪問する。
これはクリスマスの時期に毎年行っているものだが、今回は『ひばりの会』のメンバーが8名参加し、紙芝居や歌などの出し物を披露した。
ちなみに私はサンタクロースに変装。会で用意したお菓子などのプレゼントを渡した。うーん…。つくづく自分は『サンタになるべくして生まれた体型』(中学時代にクラスメイトに投げかけられた発言より引用)なのだと思う。

【12月18日】

市内の好文堂書店で年末恒例の落語会が開かれ、私も高座に上がらせていただいた。
今回披露した噺は『風呂敷』。
あまり自信のないネタなので、人前で披露するのは実に5年ぶり。その割には中々の出来だったのではないかと、自分で自分を励ましてみたりする。

【12月15日】

12月4日に急逝された栗川仁・那須塩原市長の市民葬が黒磯文化会館で行われ、議長の代理として参列させていただいた。
渡辺喜美・みんなの党代表や、福田富一・栃木県知事などに加えて、別れを惜しむ那須塩原市民も参列し、会場には880名が詰めかけて別れを惜しんだ。
栗川市長は、旧黒磯市議(5期)、同市長(1期)を経て、1市2町の合併によって誕生した那須塩原市の初代市長として6年10か月在任した。
合併後の新市の一体化を図ることがどれほど大変か、現在の真岡市を見ていても痛感することである。また、那須塩原市は栃木県内で福島第1原発から最も近い市であり、震災以降の放射能対策にも相当のご苦労があったことと思う。
亡くなった当日も公務をこなしていたとのことであり、その時の様子が撮られた写真も会場に掲げられており、それが参列者の悲しみを一層かきたてていた。合掌。

【12月14日】

12月定例議会が閉会日を迎えた。
本会議終了後も『市議会だより編集委員会』や『議会制度定数・報酬等検討委員会』などが続いた。
『議会制度定数・報酬等検討委員会』で問題としてあがったのは、インターネット中継について。さきの議員の問題発言を受けて『インターネット中継がスタートした後に同様の問題発言が出た場合は、どのように対応すべきか』という課題に時間が割かれた。
う~ん、議員全体としてインターネット中継に前向きになっていた時だけに、ちょっと空気が変わってきたのが辛い。実施前に新たな課題が発見できたとプラス思考で考えるべきかも知れないが…。
問題発言があったと認められた場合は、その部分を速やかに削除する方向でまとまったが、その方法など細かいツメの部分は再度協議することとなった。

【12月6日】

質疑・一般質問の1日目。この日は午後から議長席に着く。
相変わらず喉が痛く、時折口に水を含みながらの議事進行。
ちなみにどうでもいい話だが、議長がトイレに行きたくなった場合は、立場上勝手に退席することはできず、一旦『暫時休憩』を宣告し、議事をストップさせる必要があるのだとか。したがって、水分の摂取にも注意が必要なのである(本当にどうでもいい話でスミマセン…)。
さて、この日最も頭を悩ませたのは、ある議員の問題発言だった。質問の趣旨から脱線するような形で、発言中に議会事務局の批判を繰り返したのだ。
少し詳しく述べると、当該議員が質問していたのは議会のインターネット中継について。『執行部は予算措置をする考えはあるのか』という内容だった。
正直なところ、議会全体としても結論までに至っていない問題であり、その段階で市長に予算措置を迫るのは、いささかお門違いとも言える。
この件について、議会事務局でも『質問として成立しないのでは…』という進言はしたらしいが、当該議員はこの点を『事務局に発言を止められた』と受け取ったらしい。いずれにしても質問の趣旨とは明らかにかけ離れている。
その場で発言の修正・撤回を求めることもできたであろうが、私はあえて『仮に事務局が発言の差し止めを求めたのであれば、議員活動の自由に関わる重大な問題なので、後ほど事実を調査する』と申し上げた。
実を言うと私自身も過去に、一般質問で行政の対応を強く批判したところ『あれは言い過ぎだから発言は取り消せ』と、当時の議長に言われた経験(取り消しませんでしたが)がある。実体験として、議員の発言を軽々に取り消した場合、それ自体が長い目で見た時、議員の発言の自由性を奪う危険性を孕んでいるという想いを抱いている。
本会議終了後、直ちに会派代表者会議と議会運営委員会を開き、関係者から事情を聴いた上で『事実とは異なるため、発言を取り消し』という結論に至った(ちなみに、結論に至るまで3回の会議を開いていただきました)。
事情聴取をされるほど、副議長に疑われた格好になった議会事務局の職員からすれば、内心面白くなかっただろうが、中立性を保つためにはこうするしかなかったと思っている。仮に今後もこうした問題が発生した場合は、周囲があきれるほど慎重な対応をとっていきたい。
どのような内容の発言であっても、市民の代表たる議員が議場で発する言葉は、それだけ重いものだと考えている。

【12月2日】

この前の日、いちごてれびの関係者と議会のインターネット中継について初めて協議をしたのだが、それでホッと気が緩んでしまったのか…(まだまだ俺も甘いよなぁ)。
この日は朝から喉が異常に痛く、体がだるい。体温計の表示を見て『!!!』一瞬で気が萎える。
『風邪が流行っていますからねぇ。中村さんも気を付けて!』という各方面からのご忠告にも、『まぁ、これだけ気が張っていれば風邪なんて…』とタカをくくっていたが時すでに遅し。
いや、本当にシャレにならないくらいに喉が痛い。『そう言えば、談志の死因って喉のガンだったよな』『俺もこのまま死ぬのかな』と意味不明な落ち込み方をしながら、ひとまず寝込む。

【11月30日】

12月定例議会が開会した。
今回の議案数は補正予算など10件。比較的少ないと言える。
一般質問で登壇する議員は12名。前回の9月定例議会では7人だったことから比べれば随分増えてきている(20名を超える議員が質問をしている栃木市などと比べるとまだまだでありますが…)。あらかじめ提出される通告書の中身を読むと、過去2回は震災の復旧関係が多くを占めていたが、今回は自身の公約に基づいた質問が増えつつある。
少しずつ『復旧から復興へ』向かいつつあるということかも知れない。
自分が質問できない(小山市などでは副議長も質問しているから『別にいいじゃん!』と思うのですが…)のが何とも歯がゆいが、登壇をする議員にはぜひとも活発な議論をお願いしたい。